東京は狭くて広い。



うす曇りの空の下で、



思い出に引きずられながら、



人はみな家路につく。



目に見えるのは他人ばかり。








たった半径10キロの中に、



君はいるのに、



僕もいるのに、



二度と会うこともないのだろう。

「愛は卵みたいなもんだ」って



いつか君に言ったよね。



君はそれを俺に投げつけて



怒った俺はそれをふんづけて



おもいでの道はぐちゃぐちゃになったけど。






この前、あの道をとおったよ。



あんなに心かき乱されてた道も



いまは君の笑顔だけが浮かんできて



うれしかった






時間ってすごいね。



ほんとすごい!






友達の車の中で



冗談半分で打ち合ってた「アイシテル」メール、



いつのまにか、



本気になっちゃったよね。



でもお互い、



冗談ぶってるだけで、



実は探り合ってたんだよね。

連れとカラオケ行って、



アローン・アゲインをのーてんきに唄っていた。



ちょうどそのとき、



君はだれかと会ってたんだね。

北海道の



小さな小屋で作られている



1日に10個しか出荷されない

おいしい手作りプリンがあるんだ



最後に君に食べてもらえてよかった。