受診してすぐにレントゲンを撮影。その後血液検査。
血液検査は主治医がしてくれたが、すでにレントゲンを確認してくれていた主治医に
「肺炎とかそういうのは全然なかったですよー
また気管支レベルかなあー」と言われる。
昨日小太郎の胸を聴診した際に、左肺の呼吸音が全く聞こえなかったので肺炎や無気肺を心配していた。たまたま痰でも絡んでいたのかな?少し安堵する。
1時間ほど待つと、診察室に呼ばれた。
採血上の炎症所見の上昇もわずかで、ウイルス感染パターンだそう。
食事も取れているなら入院する必要はないとのこと。
ひとまず安心した。しかしspo2も測らないのか...
ということで小太郎、夫と共に帰宅。
主治医からしたら、入院にはならないよーん、よかったねー、程度のことかもしれないけれど
こっちは1週間以上入院する可能性も踏まえて親子の洋服、下着、バスタオル、吸入器、くすり、浣腸、シャンプーリンス、、、いろいろなものをスーツケースに詰め込んで受診している。そして、これから体調不良の子供と共に食事も出ない部屋に軟禁されるのだという絶望も詰め込んで....
本当に親は大変だ。数年前までちゃらんぽらんの独身女だったのに。
仕事はしていたけど、休みの日は一人で買い物したり友達とランチしたり
仕事後は好きなもの食べて、好きな時間に寝て、ゴロゴロして、、、
友達に誘われたらブラリと急遽外出することもある。
呑気なものだ。
子供を産むと生活と人生が変わるなあ。
特に障害児を産むとね
何はともあれ入院にはならないのはよかった。
もし受診していなければ、小太郎のspo2を見るたび、喘鳴を聞くたび、本当に受診しなくて良いんだろうかという不安に駆られていたことと思う。
小太郎が生まれてから2ヶ月に一度はA大学病院の小児科に足を運んでいる。
待合室にはいろいろな子供たちがいる。
抗がん剤で髪の毛がない子供、腫瘍性疾患なのか片足が象の様に大きな子供、脳性麻痺の子供、酸素や気管切開をしている子供、、口唇裂の子供、顔色がやたら悪い子供、、
いろんな子供たちに出会う
病気はなんのためにあるんだろう。
意味なんかないんだろうか。
それなら病気になった子供たちはただ不運なだけだろうか。
彼らを見て、病気が不幸だと決めつけてはならないと思うけれど、
不運ではない、考え方次第だとは軽々しく言えない。