昨日は初めての市の療育に参加した。
小太郎は1歳クラス。
子供の行動観察をしてもらい、その間に親は契約のため、書類諸々記載、ということで、着いて2分ぐらいで小太郎とは分離
他にも初回の親子が一組。
小太郎は離れる時大泣きでも気にせず笑顔で送りだした。小太郎はわりとすぐ気分が変わるので、そのうち慣れると思った。
私たち母親を別室に案内してくれた園長先生が、「子供さんと離れるときついでしょ。ごめんなさいね」と気遣う様子で声をかけてくれたが、「イヤイヤ全然!お世話しなくて良いのめっちゃ嬉しいです」と満面の笑みで答えてしまった。
これから契約の2時間、おむつ替えもしなくて良いし(小太郎は排便が頻回で軟膏も塗らなくてはいけない)、ミルクもあげなくて良いし、抱っこもしなくて良い!晴れやかな気持ちで契約の部屋に入室。
療育センターまでのバスルートや重要事項説明、現在の発達段階を記録する紙などもろもろ説明、書類記載などあり2時間半ぐらいかかった。
男性の園長はとても優しくて気がきく人で、前回初めてお会いした時から変顔や面白い動きをして小太郎を笑わせてくれたり、すごく好感の持てる人だった。良い意味でプライドが低くて、親目線で考えてくれる人。
3月まで別の療育センターで現役の保育士をされていたらしい。
じっとしてるのが苦手な私だけど男性園長の優しい人格もありなんとか2時間半座位を保った。
でも、だらだらと重要事項の話を聞く間は話が聞けず、次々と提出書類を埋めることに集中してその場を逃げ出さないよう尽力した。
そういえば中高時代も、授業やくだらない集団のイベントが苦手だった。よく仲の良い友人と抜け出したりもしていた。当時は多少の罪悪感があったが、あれで正解だったと今になって思う。
人生、嫌なことは逃げ出して良いんだ。
何かを無理してやり遂げたとして、無理をした時の辛さや不安やイライラは、なくなるわけではなく、身体に溜まっていきいつか爆発する。もしくは、人や環境を責めることになり、荒んでいく。
私はこれからも嫌なことからは堂々と逃げていきたいし、子供たちにもそれを1番に教えたいと思う。
書類の中で、「どの言葉が話せるかな?丸をつけよう」という用紙があり、ママ、パパ、ぶーぶー、にゃんにゃん、など大量の発語が並んでいた。
小太郎は発語なしなので一つも丸ができず、空いているところに発語ないです😭と書いておいた。
初回で発語がない子供の家庭には配布しない、という配慮が欲しかったと感じるのはわがままだろうか。
あとは自閉傾向を訪ねるチェック用紙だと思うのだが、「この中でできることに丸をつけてね」、 と教示がされており、みると
・ママの手をとって欲しいものに持っていく
・水や回るものなど特定のものが大好き
・おもちゃを本来の遊び方じゃないやり方で遊ぶのが上手
・横から物をみるよ♩
・1人でもくもくと遊ぶのがだーいすき
・あんまり目が合わないよ😊
などと、ポジティブな感じで書かれてるのが面白くてツボにハマった。保護者の否定的感情を引き出さず丸をつけやすくさせる目的だろうか。
この日に笑ったのはこれぐらいだ。この1週間で1番笑ったかもしれない。
当日、一緒に契約したママさんが一人いらっしゃったので、少しお話しした。
「娘は来年は幼稚園のプレに入れようと思ってるんですよー。療育の曜日と日にちが合うかなあ?」とそのお母さん。
幼稚園行けるレベルってことは発達の偏りないし知的な遅れが大したことないんだなーと思って少しだけ羨ましかった。
嫉妬の程度が軽度であったのは、小太郎の今の保育園にとても満足しているからかもしれない。
②につづく