私は夢を見ていたのかもしれない
もしかしたら助かるかもしれない
私のことを外に連れ出してくれて
傷付いた私を大事に思ってくれて
この地獄のような家を逃げられる
そんな勘違いをしてしまってたの
優しい大人に話を聞いてもらうたびに
私は幸せな暖かい気持ちになった
心配されることの暖かさも
たぶん初めてだったから
私は勘違いをした
心を開いた
同時に
私は私だった
私なんかが助かるわけないよね
昨日まで本当は
パパを殺して大阪に行こうとか
どうにかしたいと思うときもあった
だけど今日はちがう。
私はもう18才になる
子どもじゃない
自分の居場所くらい
自分でつくれる
責任をとらなきゃいけなくなる
パパに言われたの
お前今さら誰ももらわねぇよ