青春
たとえ
人には語れない夢を持っていたとしても
若者は永遠に旅人だ。
青春とは無知であること。
青春とは夢や幻想を抱いていること。
青春とは盲目であること。
貴女が私にくれた愛の記憶は
たしかに
この私が生きていたという証。
しだいに貴女も私も汚れた海で泳ぐようになり
時には溺れかけ
友人の何 人かは生き残ることさえできず
くたばっていってしまった。
遠く火が見えるあの島まで
どうか貴女だけでも辿り着いてください。
さようなら。
人には語れない夢を持っていたとしても
若者は永遠に旅人だ。
青春とは無知であること。
青春とは夢や幻想を抱いていること。
青春とは盲目であること。
貴女が私にくれた愛の記憶は
たしかに
この私が生きていたという証。
しだいに貴女も私も汚れた海で泳ぐようになり
時には溺れかけ
友人の何 人かは生き残ることさえできず
くたばっていってしまった。
遠く火が見えるあの島まで
どうか貴女だけでも辿り着いてください。
さようなら。
作品NO.2 「なぜ、社長のチンポは4つ真珠なのか?」
会社の便所。
便器はガラス玉のように綺麗に掃除されている。
その会社がいい会社かどうかを知りたければ便所に行け。
私が用を足していると社長が入って来た。
「あ、社長」
「おっ、どう?頑張ってる?」
「あ、はい。今月のノルマ厳しいですけど絶対に達成してみせます!」
「そか。頑張って」
私が尊敬する社長:亀頭雅之(仮名)
若干37歳で某投資関連企業の一国一城の主。
いつもふざけたジョークを言っているオヤジ。
それでいて決めるときはビシっと決める禿オヤジ。
社長は禿だけど女にすごくモテる。
キャバクラ嬢に。スナックの女に。
ふと、隣の社長の便器をチラ見すると「!?」
「しゃ、社長……」
「ん?何?」
「社長のアレってボコボコしてるんですね……」
「まーな」
「真珠ってやっぱりスゴイんですか?」
「みんなヒーヒー言うぞ」
「スゴイ。さすが社長」
「ま、これも一種の自己投資?ベンツがUSEDの4ドアだろ?」
「あ、はい」
「これもUSEDの4真珠」
「へえ(うえ…汚ねえ…)」
「なぜ、4つかっていうとな、玄武、朱雀、青龍、あとなんだったっけ??」
「アフォなんでわかりません」
「ま、どうでもいいことだけど女にモテたかったらとりあえず埋め込むことだな」
「そ、そうですよね。私もお金貯めて埋め込みます!!社長のようになりたいから」
「はっはっ!」
私はチンポを仕舞ってジッパーを閉めると洗面台のところで社長が終わるのを待った。
社長は堂々とした様子で手をじっくりと洗うと鏡をジロリと睨んで出て行った。
狼だ。頭の禿げた狼の目だ、いまのは!!
私はそう思った。
便所を出て行く社長の後ろ姿に軽く会釈をして手を洗い始めた。
口笛でドナドナを吹きながら……♪
便器はガラス玉のように綺麗に掃除されている。
その会社がいい会社かどうかを知りたければ便所に行け。
私が用を足していると社長が入って来た。
「あ、社長」
「おっ、どう?頑張ってる?」
「あ、はい。今月のノルマ厳しいですけど絶対に達成してみせます!」
「そか。頑張って」
私が尊敬する社長:亀頭雅之(仮名)
若干37歳で某投資関連企業の一国一城の主。
いつもふざけたジョークを言っているオヤジ。
それでいて決めるときはビシっと決める禿オヤジ。
社長は禿だけど女にすごくモテる。
キャバクラ嬢に。スナックの女に。
ふと、隣の社長の便器をチラ見すると「!?」
「しゃ、社長……」
「ん?何?」
「社長のアレってボコボコしてるんですね……」
「まーな」
「真珠ってやっぱりスゴイんですか?」
「みんなヒーヒー言うぞ」
「スゴイ。さすが社長」
「ま、これも一種の自己投資?ベンツがUSEDの4ドアだろ?」
「あ、はい」
「これもUSEDの4真珠」
「へえ(うえ…汚ねえ…)」
「なぜ、4つかっていうとな、玄武、朱雀、青龍、あとなんだったっけ??」
「アフォなんでわかりません」
「ま、どうでもいいことだけど女にモテたかったらとりあえず埋め込むことだな」
「そ、そうですよね。私もお金貯めて埋め込みます!!社長のようになりたいから」
「はっはっ!」
私はチンポを仕舞ってジッパーを閉めると洗面台のところで社長が終わるのを待った。
社長は堂々とした様子で手をじっくりと洗うと鏡をジロリと睨んで出て行った。
狼だ。頭の禿げた狼の目だ、いまのは!!
私はそう思った。
便所を出て行く社長の後ろ姿に軽く会釈をして手を洗い始めた。
口笛でドナドナを吹きながら……♪
作品NO.1 「海の底」
深い海の底に私はいると思う。
太陽の光が微かに遙か頭上に見えると思う。
だが、私は実は目が見えず、耳は聞こえず、声帯は自らの掌でもぎ取ったのだと思う。
かろうじて自らの両脚で立とうとして、歩こうとして、ゆるやかな海流の流れに独りで、
たった独りで、抗いながらなんとか前に進もうとしているのだと思う。
すべては錯覚なのかもしれない。
海月を太陽と勘違いしたのかもしれない。
私は少しだけ嬉しく思う。
私は少しだけ心地よいと思う。
その生暖かい勘違いを。
目を静かに開くとそこは漆黒の闇だった。
何も変わらないのだ。
目を開けていようが綴じていようが何も見えない。
闇の中で女がベッドの中で私の裸体に腕を回してきた。
女が私の胸を撫でながらシクシクと陳腐な啜り泣きをしている音を聞いて、
女がいま泣いているのだと知った。
私は真っ暗な何も見えないはずの天井をじっと眺めていた。
蠕動する黒い瞳。
律動する黒い羽。
私が私でないような気がした。どこか世界がおかしく奇妙に感じる。
――なんだろう? この違和感は。
まるで、そう、ふてぶてしく肥え太った西瓜が割れた瞬のような潔い流血。
血の臭い。錆びた鉄の味。
フローリングの冷たい床に散乱されたアイデンティティ。
二つに裂けたJack Roseのジャケット。
私はもう何も感じない。好きにすればいい。
皮を剥かれたバナナが地面に落下して汚れてしまうぐらいに
どうでもいいことじゃないか……
死ね。
宙空を彷徨う私の黒揚羽。
おまえは電動ミシンの刻むリズムのように完璧過ぎる。
深すぎる海の底は
恐ろしく孤独で暗い旋律のようで、
乾いた安っぽい香水の匂いに満ち満ちていたのだった。
