こんな絵本が売れていると知りました。


もともとTikTok動画で再生数がすごかったものを

書籍化したそうで。


もうすぐたべられるぼく特設ページ


これが…なんというか親になった私には

なんとも読んだ後、悲しくて苦しくて


小学校の読み聞かせでは、絶対使わないと思います。

一対一で読み終わった後もフォローが必要になる絵本だと思いました。


子どもによってはショックを受けるだろうし…

感動して心に残るもいうより

衝撃、という感情が正しい。

大人には良いのかもしれないけど…


でも、私はダメだなぁ


子どもが親を悲しませないようになんて

ダメだよ

私が母牛の立場ならやりきれない。

ごめんね、ごめんね、あなたにそんな

気を遣わせて…って泣く


小学校の読み聞かせでは、子ども達に

ドキドキしたり

ワクワクしたり

そして最後はホッとする

そんな時間を過ごしてほしいから


この絵本は読めないなぁって思いました。


大人向けの絵本だなぁって思います。


嫌な言い方になるけど

感動したい大人の感動するための絵本…

かな。と。


絵はとても可愛らしくて

ほんわかして素敵です


でも、ストーリーはこんな直接的に感動を押しださなきゃだめなのかな。


直接的な食育?向きの絵本なら

谷川俊太郎

しんでくれた

こちらも、かなりダイレクトだけど


私はこちらの方が好きですね。

淡々と進むところが


好みの問題もあるし

命をテーマにした絵本は常に賛否が分かれます。


だから、正解なんかないし

もうじき食べられるぼく

は、たくさんの人に支持されているので

それだけ共感を呼ぶ絵本なんだろう


でも、私は…

自分の子どもにこんな思いをさせたくないって

思って、悲しくなってしまって

この絵本は自分の本棚には置けませんでした。