私は、もともと選挙や政治に全く興味を持たず
政治はわかる人、専門の人に任せるもの
わからない人が口出すもんじゃないと思ってました
なんだろう…
それが、スマートな生き方だと
任せるしかないんだと。
政治の話はするもんじゃないと教えられてきたので
そうじゃないんだと近年思い始めてきました
それは、ある書籍との出会いがあるのですが
今日は直近で起こったすごい出来事を!
杉並区に新区長が誕生しました
杉並区は現職区長が3期12年の長期政権
自民党をベースにもう、そりゃ盤石
なので、どこかに「変わらないでしょ…」
みたいな空気がありました
でも、現職がいいとは思ってない
むしろ変えたい
そもそも…偉そうな区長で…
人としてちょっと苦手だと感じる人でした
そこに今回爽やかな対立候補者が現れました
正確にはもうひとり対立候補がいましたが…
その人は「子どもは母親が育てるべし」という
おそろしいほど保守的な考えが根っこにある人なので
論外として(あ、私の考えでは)
この爽やかな対立候補者は
女性でした
そして若い方でした(47歳)
ある市民団体が見つけて区長選に出るように口説いた方だそうです
現職区長が自民党ですから
こぞって野党が応援しました
でも、正直なところ、私にとって候補者をどの党が支援してるかは問題じゃなかったです
『その人がどうなのか』
それだけでした。そして、それを知るのにこのインタビューはものすごく役に立ちました。
インタビュアーは大学生です。
受け答えに人柄がでます。
相手は若くて、しかも女性でした。
そのインタビュアーにどう回答するのか?
そこに、人となりが出ます。
現職にはもううんざりしてました。
会議中には居眠りするわ
コロナで緊急事態宣言中ゴルフに行くわ
おまけにこの方、インボイス制度をご存知なかったそうです
衝撃です
とはいえ
現職だし
自民党支持だし
再開発推進派で地元の大物とべったりなので
変わんないだろうなと半ば諦めてました
それでも
変えたいという意思表示をしよう
そう思いました
私の一票は無駄になるとしても
変えたいという意思表示をしよう、と。
開票は翌日朝8:40からでした。
30分おきに更新
今まで、区長選の開票速報なんて見たことなかったけど、気になって見ちゃいました
そしたら…
大接戦です
現職とずっと「同票」で張り合っていて
なんだか胸が熱くなりました
開票率34%くらいの時は
「この後どうなるかわからないし…」
でも開票率94%でも同票…
え、もしや?
こんなにドキドキした選挙はありませんでした
最終的な結果は
187票差で……
新区長誕生です!!
もうね、面白かった!!その一言に尽きます。
そして驚きました。
この区で
こんなことが起こるなんて
でも今回実感できたんです
一票は大切って
そして、変わらないことはないって
ただ新区長
大変だと思います
だって現職区長12年間いた区議会です
現区長派がいっぱいいるだろうし
変えていくことは本当に大変
でも、新区長
対話が大事
情報公開が大事
そう、言っています
そうであることを願って
新しい区の方向性を見ていきたい!
これから参議院選挙が始まりますよね
30代20代の人には
ぜひ、投票してほしい
なぜなら、若い人たちの未来をどうするかは
若い人たちに決めてほしいからです
一票で変わらないは、嘘。
現状を維持したい年寄りの戯言です。
若い人たちは騙されないで投票しよう