やっと、こぢろと一緒に観ました。
中学生になる前に、野球部母たちと「性教育どうする?」って話題になり。
興味が出てくるお年頃だし。
今やインターネットで調べたらいろんな情報がザクザク出てくる。
だけど、学校ではさほどしっかり教えてくれるわけではない。
私たちが教えてもらった『保健体育』レベルの情報しかない模様。
LGBTとかは、ひと昔前に比べたら段違いにしっかり教えてくれるのになぁ…
そこは変わらないのか、と。
しかし。
しかし。
我が家は男子。
しっかり教えておかないと、取り返しのつかないことになる可能性はゼロじゃない
人を好きになることは自然なことで
手を繋ぎたい
触れてみたい
そういう感情は当たり前のことで
思春期になれば興味が湧くことも否定しない
悪いことではないのだけど
責任が取れない子どものうちは
どうなるのか?
ということを、理解しておかないと
本能や興味が、理性を超えるであろう可能性だってあるだろうし……
どうしたらいいだろう?と、思っていたところ
1人のママ友から
ドラマ化された『コウノドリ』の中にいいお話があると、教えてもらいました。
それが、2015年の第5話
14歳の女の子が妊娠して、出産して、そして生まれた赤ちゃんを特別養子縁組で育ての親に託す話。
こぢろに見せる前に一回観て泣きました。
そして、やっとこぢろと一緒に観る時間を作って
観せました。
(ちょっと前まではAmazonプライムで観られたのに、今は配信終了みたいで…Huluで観ました)
特別大人びてる中学生とか、少しヤンキーぽいとかいう感じではなく、2人とも「素朴な、真面目な中学生」という役者さんが配役で。
妊娠が発覚した後の、最初は「他人事」な感じも、妙にリアルで……
もし、身近に起こったら「えっ?!なんであの2人が?!」と思うような設定なのが、「きっとこれが今のあるあるなんだろうな」と思わされるドラマでした。
中学生の妊娠、出産を取り扱っているけど
そこには
「生まれてくる赤ちゃんの幸せをどう考えるのか?」
という視点を中心に作られていて
今、このタイミングで妊娠してしまう(させてしまう)と、どんなに辛い気持ちになるのか?ということを想像させる内容になってるのが、素晴らしいと思いました。
妊娠に至る経緯などの描写はなく、発覚後に起こる様々な状況にスポットが当てられた内容でした。
「今、妊娠して出産することは、生まれてくる赤ちゃんを幸せにできるのか?」
という点に気づかせてくれる内容だと思いました。
女の子はどんなに苦しい思いをするか
男の子は己の無力さをどれだけ痛感させられるのか
どこまで伝わったかはわからないけど
(こぢろは、その前の鴻鳥先生の乳児院でのエピソードの方が印象に残ってる気もする。。。)
何もしないよりは、マシくらいかな
少しでも意識の中に引っかかって残ればいいなと思っています
親になったからといって……
ほんと。自分、人間育てるほどできた人間じゃないなって思うことが、本当にたびたびある。
迷って
凹んで
悩んで
こんな不完全な人間なのに
子ども育てるなんて
すごい博打だよね……
みんな、偉いなあ…と、思うのです。
みんなこうやって親になって
子育てしてるのか、と。
しんどいしんどい。
今日は中学校初の保護者です。
ドキドキだわ。