都内の私立中学校は2月1日2日3日が試験日です。(ほぼ)

中学受験を決めたのは、こぢろには伸び伸びとした中高時代を過ごして欲しかったから。

内申点を気にする中学時代を送らせたくなかったから。

という理由です。

なぜならこぢろは…

宿題忘れる
プリント忘れる
忘れ物多い
自由気ままな小学生男子

です。

先輩ママさんの「自由で伸び伸びしてる子は私立向き」という話を聞いたからというのもあります。
実際そこのご家庭の長男は公立中。次男は私立中。

「長男は性格的にも公立で問題なかったけど、長男を公立に通わせて、あ、これは次男は私立向きだわと思ったんだよねぇ」

そんな話を聞いていたのと、その次男さん、話を聞くと、大きく分けたらこぢろタイプ。
それでいろいろ考えた結果、中学受験をこぢろに薦めたわけです。

こぢろ本人は、たまたま仲良しの友達が受験する子が多かったので、受験自体にはさほど疑問を持たずやってみるか〜って感じのノリで始まりました。

最初は本人の適正を考えて(試験内容の)都立中チャレンジを考えていましたが、学校見学に行っても本人なんだか乗り気でない。
都立中は費用面でも大変ありがたいのですが…
本人がイマイチと感じているなら無理強いはできない。

たまたま我が家の近くに、大学附属の中高一貫私立校があるんです。
そこはどうだろう?と思って見学に行ったら、本人わりと乗り気になって。(軟式野球部もあるし)

そこなら受けてみてもいいかな、と。

それでもエンジンかかったのは、夏期講習からです。
それまでは、休校期間のストレスもあり、停滞していました。

とにかく算数が苦手なこぢろ。
始めは躍起になって算数に取り組ませようとしてましたが…やめました。

算数嫌いなんだもんね。こぢろ。

塾の先生にお願いして

算数は捨てて、残り3教科で点を取る作戦

に、切り替えました。

算数は、学校の勉強についていけるレベルで結構です。そのかわり、得意な国語と普通レベルの理科社会の得点を限界まで上げる方向でお願いします!!
と。

なんなら国語はもう満点取るくらいまで振り切るくらいでお願いします。と。

こっちに切り替えてから、みんな楽な気持ちになった気がします(笑)

今年前半は荒れ狂いました。
「お母さんは自分が楽したいから、俺に塾に行けって言うんだ!!」
と、言われたこともありました。

そうか。

そう見えるのか。

たしかに、塾に行ってる間は私はひとりの時間です。
それをこぢろを楽と思うのか。

いや、たしかに楽だけど(笑)

それならば。と。

塾のある日は必ず晩御飯用のお弁当を作って届けることにしました。
こぢろの塾は、駅前ではなく、自転車ならアクセスしやすいけどそれ以外のルートがなく、雨の日はちょっと苦労する道のりの場所にあります。

私もこぢろと同じく、自転車漕いで毎回晩御飯弁当を届けることにしました。
そして、塾の終わる21時には必ず自転車で迎えにいくことにしました。

18:30に弁当を届けて。
21:00に迎えに行く。

意外と楽じゃない(笑)

でも、それをすることでこぢろが「お母さんが楽をしたい」と思ってる気持ちを逸らすことができるならと思ったんです。

私は勉強を教えられません。
中学受験も経験してない。
だから、本人と塾に任せるしかない。
それ以外でできること。

野球も同じです。

私は野球ができない。
本人と監督コーチに任せるしかない。
だからお当番や引率で協力するしかできない。

本人がそれをどう受け止めて頑張るのか。
頑張れるのか。

あとは本人次第。

中学受験は贅沢な機会だと思っています。
だって合格しなくても行き先がなくなるわけじゃない。本来なら不要なんです。
学区の公立中学校があるのだから。

失敗しても大丈夫。
そんな環境の中で、本人が挑戦して、結果が合格でも不合格でも、何かしら得るものがあるはず。

野球もやりたい。
受験もやってみる。
塾では頑張る。
でも、家ではほとんど取り組まない💦
短時間授業の日は公園に友達と遊びに行ってしまう💦
私から本人に家で勉強について口出しは出来るだけしない(これは喧嘩になるのがヤダという気持ちが大きい)

そんなやり方で

どうなるのかな?と。

でも、この経験は無駄にはならないはず。

もちろん合格できたら嬉しいし、すごいと思うけど。

私も含めて、何かしらの経験値を掴みたい。
それによって、この先のこぢろの未来にプラスになって欲しい。
そういう気持ちで決めた中学受験。

果たしてそれがいいことなのか、悪いことなのか、本当にわかりません。
子育てにはゴールはなくて。
何が正解なのかますますわからなくなっています。

よそのお母さんからのマウントなの?!という言動に心が揺れることもあります。

でも、私は私。
そして、こぢろはこぢろ。
そして、夫にも夫の考えがある。

そんな中で、その時最善と思える道に進めていますように…と、実は祈るような気持ちです。

一つだけ言えることは

こぢろが楽しく生きることができるように。

それだけを願っています。

私が無意識に持っている価値観や偏見、そういったことをこぢろに気づかぬうちに押しつけていませんようにと、、、