こぢろが昨日から私の実家に行ってまして…

ビバ!束の間の自由。

もうね、夕飯は3日連続カレーですよ(笑)
あー、楽チン。

仕事から帰っても時間に追われることなく、自分のやりたいことだけやればいいんだもん。
あー!!!!

フリーダム!!

いや、やるべきことはあるんだ。
あるんだけど…

今は少しこの自由時間を楽しみたい。

って、なにをするわけでもなく。

ブックオフで100円で買ってきた漫画を読んでるYO☆

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川原由美子

もうね、私の思春期は川原由美子一色といっても過言ではない。
もう、超絶好きでした。

前略☆ミルクハウス

なんて、何度読み返しただろう。

わかってる。
もう40超えたんだからね。
少女漫画みたいな展開も、人も、恋愛も、ないんだということ。

否、今の少女漫画はもしかしたらもっとリアルなのかもしれません。

が。

70年代、80年代の少女漫画はね。

ファンタジー

キャンディキャンディ
ベルばら
ガラスの仮面
王家の紋章
ポーの一族

のようなものでなくても

例えば。前略☆ミルクハウスもね。

北海道から上京してきた美大生の芹香ちゃん。
アパートが見つからず途方に暮れてるところに女装した涼音さんとぶつかって、涼音さんが住んでる大きな洋館に下宿する…なんてくだりは

ファンタジーでしょ?(笑)

その洋館には涼音さんのいとこの藤くんが住んでて…そのあと、呑んだくれの歌姫水城さんや…シングルファザーの大学教授と小さな息子…変わり者の住人が集まってきて…今風にいえばシェアハウスですね。

憧れたな〜(笑)

川原由美子の絵が大好きで。
そして、私は彼女の漫画に出てくる人たちが喋る言葉が好きで。

言葉の選び方が、すっごく好きだったんだと思う。ちょっとした台詞とか。お話の運び方とか。

そして、年を経るごとに変わってくる作風。
叙情的というか。
ふわっとしてて、幻想的で、ところどころ暗くって。

観用人形(プランツドール)
なんて、もうその真骨頂と言っていいんじゃないかな…

30半ばで『会社で一番漢らしい』とさえ言われるようになった私ですが、もとは少女漫画脳だったんですよ〜

時々無性に読みたくなるんです。
少女漫画を。

ご都合主義な展開。
ありえない世界観。
何言ってんのそれが少女漫画!!
だからこそ夢があるんじゃない!!

そう、人はそれを逃避と呼びます(笑)