2008年4月19日の記述です。

心音が2倍とか・・・すっかり忘れてたよ。





若干もめた産院選びにも無事決着がつき、出産病院での初診予約へ行った。
そこは、心音が確認されてからではないと初診予約を受け付けてくれない。
そして、初診予約と同時に出産申し込みが完了するというシステムだった。

診察も完全予約制でシステマチック。(それでも30分以上待たされるのだが)

10月出産予定の受付番号は29。すでに私の前に28人の人が申し込んでいるということだろうか。
結構多いんだなーやっぱり。

そして、初診察日を迎えた。血液検査をはじめ様々な検査項目をこなし、やっとお腹の赤子の様子を見ることに。その日初めて心音をきかせてもらった。

シュワシュワシュワシュワシュワ・・・

すごい速度で動いている。私の心音の約2倍だということだ。・・・疲れないのか??
先生がプロープを使ってお腹の上から赤子の様子をモニタを映し出す。
見えた。

「ここが頭で、ここが手ね。足・・・。ほら、顔もわかるね。これが目だけど。手は片方顔の横にあるの。わかる?」

よくわかった。それはまるで「よっ!」といってるかのように手を顔を横にあてている。
私も思わずモニタにむかって

「よっ!」

と、手をあげた。(でもよく考えたらモニタに「よっ」て言っても・・・お腹の中だし)
そして私はずっと気になっていた質問を先生に投げた。

「あのっ・・・。脳みそできてますか?」

「・・・・へっ?」

先生は一瞬戸惑ったようだった。

「・・・脳みそですか・・・そんなこと聞く妊婦さんはアナタが初めてです」

だって心配だったのだ。前回見たとき空っぽだったのだもの。

「じゃ、見てみましょーね」

初老の先生はにこにこしながらプロープの位置をかえて頭を見てくれた。

「おー、詰まってる詰まってる。ちゃんと脳みそ詰まってますよ」

よかった。