そうそう。超音波検査で見せてもらった胎児の様子に衝撃を受けたこともありました。
昔は見ることもできなかった胎児の成長の様子が、今は当たり前のようにみられる。
今の時代に妊娠してラッキーかもしれないと思いました。(私の母の時代では考えられない)
胎児の成長過程は理科感覚で面白かったです。
8週と5日目の検診にて。
超音波で子宮の中の胎児の様子を見る。
先生が画像を見せながら説明してくれる。
「ここが、手で、ここが足ね。ここが頭」
ふんふんなるほど。わずかながらなんとなく形がわかる。
わかる・・・が・・・
私はここで「頭」に目をとめた。
・・・か、空っぽ?!
私の視線の先と表情で先生は何かを察したのだろうか。
「はい、ここが頭で今空っぽになってますけど、ここは今空っぽのままで正常です」
と、冷静に一言。あ、そうなの・・・
写真をもらってもう一度眺める。・・・やっぱりここ空洞にうつってるよなー。
帰宅してダンナに写真を見せる。
「へー、どれどれ・・・・・・・おいっ。この子脳みそからっぽじゃん!!!」
「はい、私もそう聞きました。そしたら今はそれが正常な発達だそうです」
「・・・そ、そうなの・・・ならいいけど・・・」
翌日、隣のダンナ母にも写真をみせてあげたところ、ダンナ母はその写真をみながら
「かわいいわねぇぇぇぇ。」といって涙ぐみはじめた。
・・・オイオイ・・・勘弁してよ。まだ人の形というか・・・ほとんど、ムシじゃん・・・。
(斜め妊婦がまたも顔を出す)