今から約1年前のこと
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入院中の私の食生活は、ダンナの心を打つ くらいつつましいものだった。
肉、魚は一切なし。
卵、乳製品、野菜、穀物・・・1日3食カロリーと栄養が計算しつくされた食事。
それでもまぁ、そんなに不満なく過ごしていたのだけど・・・
1日3食×31日=93食 毎日毎日精進料理・・・とまではいかないけど、まぁ、それに近い健康的なメニューだといい加減飽きてくる。(もはやメニューバリエーションには限界があり、かなり同じものの繰り返し・・・になっていたのだ)
主婦としては、黙っていても毎日3食食事が運ばれてくる生活、それは感謝しなければならない。
しかも入院前の私は妊娠前と比較して体重14kg増。入院しなければ確実に
栄養指導
が、入っていたことは間違いない。し、臨月までにもっと増えていた可能性さえある。
14kg増でストップがかかったのは、入院のおかげ・・・ふっ、世の中上手くできているもんだ。
しかし9月に入り、一時退院のメドがたったあたりで無性に
マック食べたい
ピザーラ食べたい
ケンタッキー食べたい
ジャンクフード食べたーーーーーーーーーーい
という欲求がわきあがってきたのだ。
そんな時、テレビでCMなんて見てしまったら・・・もう本当に布団のはじを加えてキーーーってなるくらい食べたくなった。見舞いにきたダンナに
「ケンタ食べたい」
「ケ・・・・、そんなの食っていいのかよ」
「・・・だめ・・・」
「だろ、買わないよ」
キィィィィィィィー
でも。今から思えばそうやって身体によいものを食べていたことがその後の母乳育児にプラスの影響を与えていたのだと思う。やはり食事は大切なんだ、と実感した。
が、それから1年後の現在、その教訓は、いまいち生かされていない・・・
ちなみに、一時退院から再入院まで1週間あったのだが、看護師さんに「1日くらいなら好きなもの食べていいんですよ?だって授乳が始まったらまたいろいろ食生活に制限がかかるんですから」と言われ、喜んで好きなものを食べていたら(注:看護師さんは『1日くらいなら』といっていた)再入院の時体重がいきなりプラス2kgになっていて「ぢろりさん・・・一体何を食べたんですか」と言われたことは内緒。