今から約1年前の話
最初から読む場合は コチラ
美しすぎる●●・・・ってのが一時期流行ってたけど。
お腹の中にいた頃のこぢろは言うなればまさに
激しすぎる胎児
特にそれは人が寝静まった夜中。突然激しく動きだす。
ばうん、ばうん
私のお腹は波打つ・・・そして目が覚める。たいてい1時か2時くらいだったと思う。
その頃の私は夜の9時過ぎにウトウトしはじめて、1時か2時くらいに胎動で起こされてそのまま明け方まで眠れなくて4時過ぎにまたウトウトするというサイクルだったと思う。
それにしてもとにかくよく動き、痛いのだ。
一人病室の中で
「痛ぇっ・・・」とうめいてしまうくらい。
そんな時、たまたま深夜の回診の看護師さんがやってきたりする。
「ぢろりさん、眠れませんか?」
「・・・胎動が激しくて・・・」
お腹が張ったというと心配してくれる看護師さんも胎動が激しいと訴えても心配はしてくれない、むしろ
「元気な赤ちゃんでよかったですね!」
ノーーーーー!!よくない。寝かせてくれ・・・
ある晩、本当に激しくてもしやお腹の中で阿波踊りでも?というくらいの日があった。
寝ようにも寝られない。そして、ウトウトしかけると
ばおん!!
内側から容赦なく蹴りあげてくる、軽く怒りを感じるほどに。
てめー、生まれてきたら覚えてろ
あまりにも痛かったので、朝になって回診にきた先生に訴えてみた。
「先生、夜胎動が激しすぎて・・・痛くてつらくて寝られないんです・・・・」
「あー・・・まぁ、胎動は元気な証拠だから。いいじゃん、元気な赤ちゃんで」
「でも、ちょっとひどすぎるような・・・あばらが折れるか内臓が破裂するんじゃないかって・・・」
「そんな人はいません」
ああそうですか。我慢が足りなくてスイマセン。(逆切れ?)