ここに記す。
我が家の全自動洗濯機の調子がおかしくなった。(ドラム式)
購入してから1年半。私が産休に入ってからこそ毎日使うようになったが、最初の頃は週に1-2回のペースでしかまわしていない。そんなに使用頻度は高くなかった。
それなのに、こぢろが産まれてからは多いときは1日に3回くらい回す。
・・・だからか?
症状としては、くず取りフィルターにゴミがたまっていなくても洗濯ごとに警告音がなる、ドラムが回転する時のモーター音が不規則に大きくなるときがある・・・などだ。
それでも洗濯はできていたし、乾燥もしていたので、私としては「いちいち修理の人に来てもらうのも面倒だしなー。決定的に壊れたわけじゃないしなー。保証書どこにしまったか探すの面倒だしなー。」と思って、修理センターに連絡するのを先送りにしていた。
しかし、実母がやってきたらすぐに洗濯機の異変を指摘されすぐにでも連絡しろと口うるさくせまってくるのでようやく私も保証書をひっぱりだし修理センターに電話したのだ。
「もー。買ってから2年も経ってないのに面倒くさいなー。どういうこと」と、ぶつぶついいながら。
対応は早かった。
電話した翌日、修理の人がやってきた。
結果
・ドラムの内部に小銭が入りこんでいたのが異音の原因(ユーザー側の不注意)
・乾燥機のフィルターの奥に埃がたまりすぎていて壊れる寸前だった(ユーザー側の怠慢)
↑説明書に「奥まできちんと掃除をするよう」注意書きされている範囲
この指摘を私ひとりで受け入れるのが恥ずかしすぎたため、大声でダンナを呼びつけ
「ちょっと、ダンナさん、ドラム内部に小銭が入ってたんだって。小銭。ほらこの50円玉。これ、絶対ダンナさんの小銭だよ。みてごらん、ここに『ダンナ』って名前が書いてあるもん。ほら」(当然、書いてあるわけはない)
と、いって共犯にする。夫婦は運命共同体だ。
妻が辱めを受けたら夫もまた辱めを受けるべきなのだ。
ポケットにものをいれたまま洗濯物に出すのはダンナなため、彼もこの件についてはあっさり非を認めた。
「あ、ごめん。これから気をつけます」
↑一見素直な回答だが、どうせ3日後には忘れてポケットにたばこやら小銭をいれたまま洗濯に出すに決まってる。そういう男なのだ。もう10年以上のつきあいだからわかるのだ。でも、謝らないよりはいい。
保証期間は1年。延長保証をしていなかったので、当然修理の人の出張費用分は請求されると思っていたら、なんと
「今回は特に部品を取り換えたりという作業ではなかったし、1年半しか経過していないということで無料で結構です」
ビバ!世界に誇る日本の家電メーカー。
どうよ、これがアメリカのメーカーだったら「お前の使い方が悪い」とかなんとか言われた揚句きっちり出張費用と修理費用をとられたに違いない。(かなりの偏見)
私はこの寛大な措置をしてくれた家電メーカーに深く感謝するとともに、今後乾燥フィルターの掃除を怠けないという自戒の念をこめて、忘れぬように記します。
我が家の洗濯機は日●です。