メッセージ
私は約30年間、東京永田町の政治の場で仕事をし、その間衆議院議員も一期務めさせていただきました。長い間、中央の政治に携わっていても、政治の原点はやはり地域にこそある、との思いをいつも持っていました。
この際、国政を離れて原点に戻り、9月6日、ふるさと大館の土になる覚悟で大館市に住所を移転し、事務所も設けました。
地域に根ざして草の根民主主義を実践したい。これまでの経験や人脈を最大限生かし、ふるさと大館の復活・新生に貢献したい。そのような志で、市民の皆様と一緒になって地道に活動を重ねていくことといたしました。
私は、「政治家は一本のローソクたれ。自らの身を焼いて周りを照らすことに徹せよ」という言葉が好きです。いったん政治を志した者は、異なる立場に立っても、いつまでも公に奉仕する存在であるべきだと思っています。
秋田ふきのとう県民運動実行委員会(自殺予防対策)に出席 平成22年7月16日(金)
秋田県は自殺率全国一がつづいている。
だから秋田県は全国でも自殺対策に一番熱心な県だ。そのうえに県民こぞって取り組もうという運動がはじまる。おそらく全国初の試みだ。
この運動の名前はなぜ「ふきのとう」なのか。
雪の下で冬の寒さにじっと耐え、かならず春が来るという希望をもち続け、春先、雪を突き破ってでも芽をだす「ふきのとう」のような、たくましい生命力を持って生きよう、との意味だ。
悩みをかかえ、孤立する人をやさしく包む地域社会をつくろうという、
こういった運動にぜひとも成果をあげたいものだ。
JA秋田で農政問題の意見交換 平成22年7月15日(木)
JA(農協)秋田中央会に出向き、地域政策部長と意見を交わした。
「新たな食料・農業・農村基本計画」の具体策や工程表がいまだ国から示されていない問題などについてだ。
事務所に戻り、すぐ農水省の担当者に電話し、農業団体や農家の現場の声を伝えた。
私は衆議院議員のころ農水委員会に属していた。
私の今の立場でも、秋田の農業のためにやれることはやっていこうと思う。
秋田漁協岩舘支所を訪問 平成22年7月13日(火)
八峰町の岩舘支所を訪れ、これぞ海の男といった風貌の支所長から漁業の現状について説明を聞いた。漁船の燃料の問題など現場でなければ聞けないような話も聞けた。
おいしいものの話になり、「岩ガキがおすすめだが漁協にはいま一個もなく残念」と言われた。
八峰町は秋田県の日本海側最北に位置する。みごとなブナ天然林をのこす世界遺産「白神山地」をかかえ、絶景の海岸線があり、ハタハタをはじめ海の幸ゆたかな魅力いっぱいの町だ。
昼どき、魚屋と食堂をやっている「斉藤食品」に入った。一度来たような気がしていたが、わが事務長が、私の名刺が店内に貼ってあるのを大声で発見。うれしかった。
昨年、山形の加藤紘一議員を団長に「車座キャラバン」で学力日本一の八森小学校を視察し、古民家で地元の人々とおにぎりを食べながら対話した。これを私は事務局長役でセットしたが、その事前打ち合わせの時にたまたま立ち寄ったのが「斉藤食品」。待望の「岩ガキ」に出会い、その新鮮な味に感激。
その後、地元の優良企業の秋田アルス(金谷信栄社長)の工場見学。
また、物産販売や温泉があり宿泊もできる「ハタハタ館」にたちよる。同行の人がお目当ての「いかの塩辛」などを買っている間に、私は温泉に30分だけカラスの行水。浴場は一面ガラス張りで、日本海の大海原が一望でき、壮観だった。
八峰町は、本当にいいところだ。
「地域活性学会」第2回研究大会イン小樽に出席 平成22年7月10日(土)~11日(日)
内閣官房の方が推薦してくれて「地域活性学会」の会員になった。さっそく小樽商科大学での研究大会に参加した。
基調講演はIBM最高顧問・経済同友会終身幹事の北城格太郎さん。日本のイノベーションとベンチャーについての貴重なお話だった。私は一番前に座りイノベーションの担い手の大学改革の具体策について質問。北城さんの見識を聞き、大学改革を私自身の今後のテーマの一つにしようと思った。
懇親会では、各地の大学教授と名刺交換し、知り合いになれた。私の知人友人はこれまで政界・官界・財界の方々がほとんどだったが、見知らぬ新しい世界に触れた思いがした。
小樽は寿司がおいしいことで評判だ。紹介してもらって夜「小樽みよ福」へ行った。ここの主人の両親が私のふるさとの秋田県大館市出身だった。これまで何度か小樽でお寿司を食べたが、ここのが一番おいしい。
翌日のセッションでは、秋田県立大学の島崎真仁教授の発表を興味深く聞いた。大学を地域活性化に活用するため、学生を企業を含め市民の中に飛び込ませて結果を出していく試みだ。さっそく今後の展開について質問した。実践の学問を地域で地道に行っている島崎教授に脱帽。
