「生命は、プロティン(タンパク質のこと)を必要としている」
アメリカのルース・レバートン博士の言葉です。博士は、タンパク質がいかに健康にとって重要か次のように述べています。
「あなたが」鏡に自分を映してみれば、そこにプロテインのすばらしい完成品を見ることができる。筋肉、皮膚、髪、爪、目はすべてプロテインの組織である。鏡に見えないものもほとんどプロテインでできているー血液、リンパ液、心臓、肺、脳、神経など」、生命はプロテインを必要としている」(新・健康食百科より)
その他、生命活動をなめらかにする酵素やホルモン、それに免疫などもタンパク質によって作られています。
タンパク質というのは、人間の血となり肉となり、神経となる基本的な成分といってよいでしょう。
生命の原料ともいうべき、重要なタンパク質ですが、残念ながら食いだめはできません。だから、毎日の食べ物をとおして摂取しないと
健康は維持できないのです。それだけでなく、からだ全体の老化も早めてしまいます。高タンパク食品というとすぐに牛肉や豚肉などを思い出します。
しかし、動物性のタンパク質には動物性脂肪がつきものだから肉を食べる量が増えれば増えるほど脂肪やコレステロールの量が問題になってきます。
肉に含まれている脂肪は、飽和脂肪酸といって、常温で白くかたまったものですが、体内に入って、脂肪細胞に付着してその量を増やしたりするために肥満のもとになりやすい上に血管壁にへばりついて動脈硬化や心臓病、脳卒中などの原因を作ります。
成人病の予防に役立つレシチンやリノール酸、サポニンなどをたっぷり含んでいる「大豆タンパク」に注目すべきだと思います。