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先日、四十九日法要が終わり少しだけ肩の荷が降りました。
当日は暑くてね〜
おまけに服は黒でしょ?
次から次へと汗が流れてきて『私、痩せちゃうわ〜♪』なんて思ったりしたんですがねぇ・・・
現実は厳しいものですよ(苦笑)
さて、今日は病院に呼ばれてから母親のと別れまでを軽く書きとめておきたいと思います。
電話が鳴ったのは23時35分。
寝ようとベッドに横になった時でした。
「慌てずに気を付けて病院に来てください」
看護師さんからの電話でした。
約15分くらいで病院に着くと、外灯も入り口付近の電気も病棟から漏れる光もなく真っ暗・・・
かろうじて入口にランタンが一つあるだけ。近くのインターホンを押したら警備員さんが出てきて、今日は全館電気点検の日とのこと。
え?もしかして4階まで階段で上がる?
なんてこったい(汗)!!
もぅ・・・警備員さんに足元を照らされて行きましたよ〜
日頃の運動不足を実感。
やっとこさ、ナースステーション横の部屋にたどり着いた時にはヘロヘロ(苦笑)
ベッドサイドモニターのアラームだけが静かなフロアーに響いてました。
声をかけても答えてくれない母親に「今日は電気の点検でエレベーター使えず階段で上がってきたよ〜もぅママさん何で今日なのよ~」
会う時にいつも笑いながら頬をツンツンしてたので、その時も笑いながらツンツン。頬はまだ温かかった。
最後は泣かずによく頑張ったねって言ってあげたかったのに、寝てるようなかわいい顔を見てたらポロポロ涙が出てきて無理でした。
最後に交わした言葉や笑顔は、もう二度と見ることが出来ないと思うと・・・
少し落ち着いてから兄を呼び、医師による死亡確認を終え、看護師さんが身支度を整えさせていただきますとのことで私たちが部屋を出るとき「入れ歯は入れないほうが〇〇さんらしいので入れないでおきますね」って言い、大きな手で母親の頭を優しく撫でてくれました。
あぁ、母親は嫌な患者ではなかったんだなって。
なんかね~嬉しかった。
3日後、身内と親しかった人で送りました。
お寺で御経をあげてもらい私の実父が眠るお墓に納骨。
母親が生きてるときに入れる約束したので♪
母親が元気なときに色々と決めておいて良かったと思う。
ボチボチ私もエンディングノート書こうかな~
私がもしものときに、絶対兄一人では何も決められないと思うから(苦笑)