冬の背筋両親を亡くした友達が言った。 「自分のことを無条件で愛してくれる人が、もういなくなった」と。 その言葉が、胸に刺さった。 親の愛情を真っすぐ受け取り 無条件で愛されたと言い切れる友達が、羨ましかった。 そして、愛されても、そうじゃなかったとしても いくつになっても親の存在は、大きいのだとあらためて思った。 寒い冬は、きらい。 でも、寒さを我慢して あえて背筋を伸ばして歩く自分は、少し好き。 みんな、心の奥に何かを抱えている。 それでいいのだと思った。