こんにちは。
おみきの会実行委員長の
セイジでございます。
今月2日、
「第27回おみきの会」
ワタクシ以外全員元氣に
開催いたしました~
…ワタクシ以外(汗)
何を隠そうこのワタクシ、
当日はオナカこわして
ベッドの中。
嗚呼何たる不覚…。
皆さんも氣をつけて、
あったかくして
お過ごしくださいませ。
さて今回は、
おみきの会の実行委員の
忠行さんご提供、
「鏡の法則」「心眼力」でおなじみ
野口嘉則さんのブログから
「学びのある物語」を
お届けします。
(ここから)
今日は、
「幸せ」ということについて、
一つの話を紹介します。
友人から教えてもらった話です。
昔々の、ある国のお話です。
その国はとても豊かな国で、
また、王が絶大な力を持っていました。
そしてその王には、
一人の王子がいました。
王子はとても立派な若者でした。
学問ができ、武術にも
長けていました。
王から愛され、国民からの
尊敬も集めていました。
国中のすべての富は、
王子の欲するままになるのでした。
また隣国から、とても美しい
聡明な姫を妻に迎えました。
しかし王子は幸せでは
なかったのです。
いつも何か物足りなさを
感じていました。
そして、ため息ばかり
つくようになりました。
王は心配し、王子にたずねました。
「おまえの欲しいものは
何でも手に入るというのに、
どうしておまえは、
幸せそうでないのだ?」
王子は答えました。
「私にもわかりません。
たしかに不自由のない生活を
送ることができていますが、
心の底から湧いてくるような
喜びが感じられないのです。
生きている実感が
感じられないのです。」
そこで王は、
「王子を幸せにした者には、
望みの褒美を与える」
という布令を国中に出しました。
その結果、一人の男が
城にやって来ました。
王はその男に問いました。
「本当に王子を幸せに
できるのであろうな。
それができたら、
どんな褒美でも与えるぞ。」
男は答えました。
「褒美はけっこうでございます。
王子様が幸せになられるのでしたら、
私にとって、それが何よりもの
ご褒美です。ご安心下さい、
この方法を使えば、どんな人でも
幸せになります。
この封筒を王子様にお渡し下さい。
この中に、その方法が書いてあります。」
男は、そう言うと、王に封筒を渡して、
名もなのらずに帰っていきました。
そして王子は、王から渡された
封筒を開けました。
その中には、1枚の紙が
入っていました。
そして、紙には、
こう書いてあったのです。
「毎日1回以上、誰かの幸せに
貢献することをしなさい」
この言葉は王子の心に響きました。
「これだ!
私は今まで与えられるばかりで、
人に与えることを考えてなかった!
自分のことばかり考えていて、
人を喜ばせることを考えてなかった!」
その日から王子は、
すぐに幸せになったのでした。
(THE END)
自分の幸せばかり考えている時に
幸せでなかった王子は、人の幸せの
ために行動するようになって、
幸せになったのです。
私たちは、人を喜ばせたり、
人に親切をしたり、人の役に
立つことをすると、自分自身が
心の底から喜びに満たされるんですね。
その時、生きている実感も
味わえる気がします。
城にやってきた男は、
ご褒美目的でやってきたのではなく、
王子の幸せに貢献することが
自分にとっての喜びだから、
やってきたのでしょう。
そしてその後、王子が幸せに
なったというニュースを聞いて、
最高の幸せを味わっているの
だろうと思います。
そして、
この「人に与えること」は、
ツイてる人生を実現するための
秘訣でもあるんです。
経営コンサルタントの
船井幸雄さんは、これを
「ギブ・アンド・ギブ法」
と呼んでおられ、ツキに恵まれる
秘訣だとおっしゃっています。
見返りを期待してギブ(=与える)
するのではなく、与えることを
純粋に楽しむのです。
しかも、そのギブを思いっきり
やっていくのがギブ・アンド・ギブ法です。
<補足>
今日の記事を読んで、
「人に与えねばならない」と
考えないで下さいね。
「ねばならない」という義務感で
やっても幸せになれませんよね。
同様に、
「あの人に感謝をしなければならない」とか
「○○さんを許さなければならない」とか、
今の自分では難しいことに対しても
「ねばならない」と考えると、
辛いですね。
こんな時は、まず自分との
対話が必要です。
自分と向き合い、自分を受容し、
自分を満たしていくことが先決です。
ムリをすることなく、
自分を犠牲にすることなく、
まず、自己受容から積み上げて
いくことをおすすめします。
自己受容が深まっていくほど、
与えることを自然に
楽しめるようになります。
感謝できないと思っていた人に
感謝できたり、許せないと
思っていた人を許せるように
なるかもしれません。
人間の可能性は素晴らしいですから。
あせらずに積み上げて
いきたいですね(^_^)
(ここまで)