こんな夜中まで
人は笑うだろうか

ひまだから
わかいくせに

笑うだろうか


唐突な焦燥と
急激に迫る絶望感


眼球が乾くほど
カラダカラ何かが足りない


足りない
こんなに涼しいはずなのに
私は暑くて湿った首に
シーツと不快が絡み付く



何が足りない
雨風しのげて
安住の眠りがあるはずなのに
何に心をかきみだされているのか


指がしびれて
私は夢も見ない