とある日。
埼玉県の北部の方面に用事があった。
埼玉県も少し街中から外れると
まだまだ田園風景が残っている。
休日だったのだが心休まる風景だ。
物音すらしない位静か。
散歩するにはうってつけ。
農道にはコスモスが色鮮やかに咲いていた。
大きな柿が生っていたり。
もうすっかり秋になってしまった。
潰れた商店に農道。
暗い性格の俺の散歩にはぴったりだ。
長閑な風景の場所に来ると
地蔵や庚申塔等が目に付く。
良く街道沿いや街中に
ポツンとあったりするが
これらを巡ったりするのも好き。
理由は得には無いが
古い物が好きだからかな・・・。
色々な云われがあるのも
興味がある理由の1つ。
埼玉県の鴻巣市にある石橋供養塔。
意味は橋を建設する際に亡くなった方を
供養する意味合いが強い石造物。
正面にはっきりと「文化15年」と彫られている。
1818年の石造物。
196年間この地にあるのは
やはり凄いと思ってしまう。
その近くのお地蔵さん。
建立された年数も彫られていたが
劣化が激しく読めなかった。
地域菩薩か無縁仏だと思う。
さらに近くの地域菩薩と庚申塔。
地域菩薩とは簡単に書くと
子供を救う菩薩です。
このように街角に佇む地蔵の事ですね。
交通安全の襷が掛かっていた。
左にあるのが庚申塔。
裏手に回れ無かったので年代不明。
庚申塔等の意味は記事の最後に
リンクを貼っておきますので
興味があったら見て下さい。
だいたいが昔の道標を兼ねています。
後はおまけで・・・。
これも埼玉県内。
これは県北では無く八潮市という場所。
道の付き当りの行き止まりにあった
馬頭観音。
年代不明だが正面に馬の顔が
彫刻されている。
これも誰も来ないような場所に建っているが
きちんと花が手向けられていた。
これはちょっと前に鶴鉱泉に行った時。
鶴鉱泉近くの馬頭観音。
昭和10年建立。
比較的新しい馬頭観音だが
やはり正面に馬が彫刻されている。
ぶらっと散歩がてらの石造物巡りも
面白いですね。
今後も止められそうに無いです。