車を止めて玄関へ・・・。
「すいませんでした。」
「・・・・・・・・・・・。」
「じゃ、はい」
と１０００円をご主人に手渡した。
おつりは６００円。
？？？？？・・・・。
埼玉県の銭湯料金は４１０円である。
「良いよ４００円で。」
何故かおまけしてくれた・・・。
先客は若い兄さん１人。
いい風情だ。
木製のロッカー。
この時点でもう俺はトリップしていた。
ちなみに新聞読んでるのがご主人です。
先客の兄さん若い。
１０代だろう。
およそこの雰囲気には合わないが、
俺はもらい湯。
俺のが不自然な存在だ。
浴場へ・・・。
小さい浴場だ
井戸水を使用。
災害時には飲料水として使われるらしい。
要するに「飲泉」も可能な水という事だ。
塩素臭もしない。
少し濁りを帯びた水は柔らかくて秀逸過ぎた。
タイル絵も秀逸。
左が熱湯、４５℃はあるだろう・・・。
右が適温。
とはいえ４２℃はある。
井戸水の泉質か長湯は困難だが・・・。
これは良い銭湯だ。
女湯は音すらしない静寂の空間だった。
兄さんはすでに湯上り、俺１人の独占。
その時、いきなり音楽が流れてきた・・・・。
古いカントリーミュージック・・・
何故なんだろう・・・。
ご主人が音楽を流してくれたみたいだ。
俺はカントリーミュージックは分からない。
ディズニーランドに流れてるような曲。
旅愁を感じてしまった。
俺に気を使って音楽を流してくれたのかなぁ・・・。
謎であった。
創業８０年超らしい。
長湯してたいが巴湯も行きたい。
このタイル絵。
もはや芸術ですよ。
しかし忘れ去られたかのように弥生湯は静寂に包まれてた・・・。
でも今もここにある。
まさに名湯。
湯の柔らかさは温泉級(分析したら温泉かもしれない)
気が向いたらみなさんもどうですか？
埼玉県の名湯発見ですよ
マッチをこすったような火薬臭がしたのは、気のせいか・・・。
時間も許さない。
この時午後9時前・・・。
巴湯の閉店時間は午後9時半。
急げ
オススメです。
マジに。