【THE RAMPAGE・長谷川慎インタビュー】地上波連ドラ初の単独主演で、憧れの医者役に。
「まさか「メス」と言える日が来るなんて」
<ドラマ『顔のない患者-救うか、裁くか-』>
患者-救うか、裁くか-』(カンテレ・フジテレビ/毎週木曜深夜放送)が2026年1月8日より放送開始!


本作は、主人公の医師・都築亮(長谷川)が
「愛する人を救うために、他人を殺せるか」という究極の命題に直面するサスペンス。
突如として“命の天秤”を突きつけられた外科医・都築は、タイムリミット、誘拐犯の思惑、警察からの追及の中で、逃げ場のない状況へと追い込まれていく⋯。
Emo!miuでは、地上波連続ドラマで初の単独主演を務める、長谷川慎さんにインタビューしました。

初のドラマ“単独主演”「ありがたい気持ちでいっぱいです」
■ドラマ出演が決まったときのお気持ちは?
長谷川慎 まずは出演が決まったときは率直にうれしかったです。
普段はアーティストとして、
グループ活動をしているんですけど、
そのなかで、ダンス以外の武器を身につけたいという思いから、
お芝居にも挑戦させてもらっています。
舞台の主演やW主演を経験させてもらっていたのですが、
“単独主演”というものを経験することができていなかったので、
今回このようなお話をいただけてうれしかったです。
またさらに「こうなりたい!」という大きい目標にも繋がっていったので、ありがたい気持ちでいっぱいです。
■撮影のためになにか準備されたことはありますか?
長谷川 今回、舞台は病院、テーマは命とちょっと重い雰囲気があり、撮影に入る前に監督から、「こういうドキュメンタリーを観てほしい」と、すごく具体的に自分の役を作る材料を与えてくださったので、
いろんなドキュメンタリーを見ました。
ドキュメンタリー番組に取り上げられているような出来事を、
実際に体験することはできないけれど、
こういうものを観たときの気持ちは大事にしたいなと。
あと、このドラマは“一日の出来事”なんですが、
そのドラマを約1ヶ月半かけて撮影をしていくので、
ちゃんと話を入れておかないと気持ちが繋がらなくなってしまうのかなと思ったし、
気持ちを作るうえでもたくさん観るようにしていました。

芝居人生のなかでも経験したことがない設定に苦戦「イメージすること、表現することがすごく大変だった」
■台本を読んだときの印象を教えてください。
長谷川 まず自分の芝居人生のなかでも経験したことがない設定だったし、
自分の引き出しにもないものばかりだなというのが第一印象でした。
自分がどう演じるのか、
正直イメージも湧かないくらいで。
だから実際に演じていくなかで、
自分と都築亮という役を作り上げているという感覚でしたね。
■演じた都築亮はどんな役だと解釈しましたか?
長谷川 都築亮は仕事熱心で患者さんにすごく優しく、
患者さんからも愛されている、
すごくフレッシュでエネルギッシュな人だと思っています。
一方、あることがきっかけで優柔不断なところもあって、
自分で何かを決めるということが苦手なんです。
さらに奥さんが誘拐されるなんて、自分のなかの想像外の話。なのでイメージすること、表現することがすごく大変でした。

憧れの医者役に。白衣を着て、「メス」って言いたいなと思っていた
■初の医者役はいかがでしたか?
長谷川 ずっとやってみたいなと思っていた役だったので、
率直にかっこいいなと思いましたね。
白衣を着て、「メス」って言いたいなと思っていたんですよ(笑)。
すごく子供っぽいですけど、
「将来、スーパーヒーローになりたい」という感覚で、
「医者を演じてみたい!」と思っていたので、
まさか「メス」と言える日が来るなんて、と。
でも衣装合わせのとき、僕、金髪だったんですよ。
だから金髪に白衣を着たので、
ドラマチームから「こいつで大丈夫か⋯」みたいな空気が流れて(笑)。
実際は、黒髪でクランクインをしたんですけど、ちょっと医者に近づけたような気がします(笑)。
■初のミステリー、サスペンス作品はいかがでしたか?
長谷川 僕、ミステリーやサスペンス系はすごく好きで観てきたので、
その登場人物になれるということが嬉しいですね。
視聴者側の自分の感覚もあるし、
僕だったら
「ああしたい、こうしたい。こういう演技をしたい」という自分なりにプレイヤーとしての思いもあったので。
台本を読んだときは「この芝居は自分はどうやるんだろう」と自分でも分からないこともあって。
でも現場に行ってセットを見ると、
自分が考えていた以上のお芝居が出てきたりすることもありました。
本当にずっと自分でも読めない感じで芝居をしています。
本作がきっかけで、どんな役が来ても乗り越えられるんじゃないかなと思えるようになった
■現場でご自身の成長を感じていますか?
長谷川 ない引き出しをどんどんと作っている感じですね。
なにかを生み出しているような感覚はあります。やったことがない役だったからこそ、
演じるなかで「こんな芝居ができるんだ」と、
新たな発見がすごく多いです。
これまでいろんな役をやらせていただいたんですが、
この作品を通して自分にない引き出しも増えて、どんな役が来ても乗り越えられるんじゃないかなと思えるようになりました。
まだ撮影中なんですが、
この作品を終えたあとにはもっとそう思えているような気がするし、
新たな挑戦をする自分に出会ってみたいなと思うようになりました。

■撮影現場の雰囲気はいかがですか?
長谷川 命や死、病院と重たい話ではあるんですけど、現場はすごくいい雰囲気で、
毎日楽しく撮影をしています。
かつて病院だった建物でも撮影しているので、
独特な雰囲気がありますね。
いろいろ考えると、すごい場所で撮影させてもらっているんだなと。
健康のために食事を摂生。
「元々は好きだったけど、もう4〜5年は食べていないものもあります(笑)」
■演じた都築亮は究極を迫られた状況でも、
医師としての倫理観を守ろうとしていました。
長谷川さんが“これだけは守りたい”と決めていることはありますか?
長谷川 食事内容に気を使うことですかね。
健康志向なので、いろいろ気をつけています。
■常に節制されていらっしゃるんですか?
長谷川 気をつけていますね。
もともとは好きなものでも、
身体に良くないかな?と思うものは食べないようにしていたりしていて。
元々は好きだったけど、もう4〜5年は食べていないものもあります(笑)。

■好きなものを我慢できる意志の強さ、素晴らしいです。
長谷川 メンバーが目の前で食べていることもあるんですよ。
「ちょっと食べたいな⋯」と思うこともあったんですけど、
「今、これを食べたらダメだ」と我慢したこともあって。
でもそこからずっと我慢できるようになりました。
その代わり、“匂い”には敏感になって、
例えば移動車のなかでメンバーが食べていたら、その姿は見えなくても「あ、食べているな」と匂いだけで気付けるようになりました(笑)。

もうロンドンに住みたいです(笑)。
■2025年、一番心を揺さぶられた瞬間、エモい瞬間を教えてください。
長谷川 昨年、ロンドンに行ったんです。
ずっと行きたかった場所で、
ロンドンに行けたときはやっぱり感動しましたね。
まわりからも、「慎は絶対にロンドンが好きだよ、好きになるよ」と言われていたんです。
でもなかなか行く機会がなかったんですけど、
やっと行けました。
映像や写真で見ていた景色、街並みを、実際に目で見ることができて感動しましたね。
自分がロンドンにいるってだけで心が揺さぶられたし、
街を歩いているときもご飯を食べているときも、すべての瞬間に感動していたと思います。
もうロンドンに住みたいです(笑)。

■たくさんのお話をありがとうございました!