冒頭で、同時通訳の音声が数十秒ほど入りますが、すぐに消えます。
小室淑恵氏は、一見するとバラバラな社会問題が、実は根底で互いにつながっているということに気が付かせてくれます。
彼女のアイデアが素晴らしいところは、社会が抱える様々な問題を結び付けて大きなひとつの問題と捉え、ある問題を解決することによって他の問題をも同時に解決してしまおうというところです。
・会社の生産性の向上
・少子化対策
・ストレス、うつ病、自殺
・高齢者の介護
・国家財政
こういった、一見するとバラバラの問題を「ひとつの問題」としてとらえると解決策が見えてくる。「長時間労働を止める。」 すばらしいアイデアだと思います。先週のNHK「クローズアップ現代」でもとりあげられていました→ NHKクローズアップ現代「めざせ、5時まで管理職」
たぶん、長時間労働の弊害は誰もが感じていることだと思います。でもそれは、将来への不安とか、会社に対する不満といった、漠然とした「感情」です。このモヤモヤした頭の中を整理し、覚悟を決めて「行動」に移すことはとても難しいことです。
しかも彼女は、この問題解決のために株式会社を設立し、企業家として雇用を創出し、株主の利益をあげ、持続的な活動にしているというところがスゴイ!
小室淑恵氏の会社はこちら→ (株)ワーク・ライフバランス
これからの日本は女性が引っ張っていくと確信しています。
小室淑恵 国会プレゼン「労働時間に対する国家戦略の必要性について」