翌日、長女がいつもの時間にリビングに降りてきません。

部屋まで行くと起きてはいましたが、ベッドに横になったままで

「休む」

とだけ言います。

理由を聞けば、体調は悪くないけど、顧問の授業があり顔も見たくない、と。


「休んでも顧問には長女の抵抗は伝わらないよ」

と言って学校に行くよう話そうとしましたが、病休で家にいる主人が

「本人が行かない」って言うなら休ませれば、と言うので休ませる事にしました。


学校には体調不良と伝え、明日には気持ちを入れ替えて登校するものと思っていました。

少なくとも顧問の音楽の授業が無ければ、行くと思っていました。



翌朝もパジャマのままで

「行かない」

「音楽は無いけど行かない、行きたくない」

「もう疲れた」


登校を促そうとすると

「無理して行かせなくても」

と鬱の主人が言い、父の許可をもらったからと部屋に戻ります。


で、許可を出した父は学校に欠席の電話をするでもなく、朝ごはんを食べてテレビを見る。


自分が仕事を休んでいるのに、長女には学校に行け!とは言えない。


これが主人の言い分でした。


知るかよ!そんな事


これが私の気持ちでした。