医療大麻をアメリカで体験して
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妻の乳がんから死亡までの経緯

妻は2013年1月に乳がんが発見され、2015年6月初め、CEAが15.0と上がり始めたので、6月15日PET検査をすると、右太ももの骨に転移していた事がわかりました。ただ、その乳がん治療のトップクラスの病院の院長先生に余命2年を宣告され、「後は旅行などで楽しんでください」と言われてしまった時は、夫婦二人で愕然としてしまいました。そんな言い方はないだろう、と!そこから四国各地の病院やらを巡り、高濃度ビタミンC点滴やプラセンタ注射などをやりましたが、それほど効果はありませんでした。そこで、今度は大阪大学医学部付属病院の代替医療外来(現在は廃止)に行って、そこの先生からは、「いくら何でも、余命2年って宣言するのはおかしい。放射線治療などもある」と教えてもらいました。そこで、この地域のガン拠点病院への転院を希望し、そこへの紹介状を書いてもらおうとしたら、そこはかつての部下の病院だ、との事で、紹介状を書くのを拒否されてしまいました。そこで、その事をガン拠点病院に相談すると、「紹介状は無くてもいいが、もう一度、頼んでごらんなさい」と言われたので、再度、要求すると、最後、しぶしぶ書いてくれました。

 並行して、色んな民間治療法を探り、結局、妻は東京銀座クリニックの福田一典先生(米国 バーモント大学医学部生化学教室(1988年~91年)に留学し、株式会社ツムラ 中央研究所部長、国立がんセンター研究所 がん予防研究部室長)にたどり着き、やっと「納得できる医者と出会えた」と言ってました。その先生はケトン食を勧めており、さっそく妻は取り組み始めました。また、そこの患者さんらは色んな療法にチャレンジし、中には医療大麻を使った治療法をアメリカで受けよう、とする患者さんもいました。

 そこで私達も2016年10月中旬に2週間ほど、医療大麻を経験しました。

その後、2016年11月に日本で放射線治療を一ヶ月ほど続けました。

 

 2017年2月には1ケ月間ほど、医療大麻の療法を初め、日本に帰って、CEAの値を見たら、少し下がり始めたのです。そこで医療大麻が効く事が実証されたのでした。(その前の放射線治療の効果も入っている可能性もありますが)

その事に安心してしまい、ケトン食療法も、少し手を抜いてしまっていた感じがあります。何せ、アメリカの生活では、いくら民泊の一軒家を借りても、ケトン食を続けられる環境ではなくなったからでした。結局、アメリカのドクターの言うような6ケ月、一日1gのCBD:THC=1:1を飲むように、との処方だったのに、その1gも達成できず、それも1ヶ月しか大麻治療ができなかったことです。

 

 ところが2017年7月ごろからCEAがまた上がり始め、結局、8月4日に肝臓への転移がわかりました。

 その後は、抗がん剤治療を勧めるガン拠点病院の先生とのバトルの様な感じで、また私たちは207年10月に大麻治療に出かけたのでした。

 

その後の経過は

11月ごろから風邪をひいたようだ、との事で、ガン拠点病院へは通わず、近所の医者の処方で風邪薬を飲んだりしていましたが、11月29日(木)には、血液検査で、ほぼ「肝臓への転移」がハッキリしてきました。

 

 そして、12月24日の早朝4時15分に亡くなりました。

 

 

 

 

ロスにある完璧評価の医療大麻クリニックを頼って:大麻によるガン治療の体験報告

さすがパーフェクト評価の医療大麻ドクター!

(一見、ドクターはアジア系の顔をしているが、実はイタリア系移民、との事)

Growing Medical Marijuana Card Doctor Studio City

 

パスポートさへ見せれば世界からのガン難民を助けてくれる。

もちろん日本の医師の簡単な英文の紹介状(病歴など)もあった方がいいですよ。私は日本で書いてもらいました。

受付の若い男の人も日本人だとわかるとカタコトの日本語で挨拶してくれました。日本と同じで簡単な問診表を英語でまず記載します。(この時、日本で書いてもらった英文紹介状が役に立った:そのまま病名や病歴などを写し取ったから)

そしてたまたまその日は先生は別のオフィスにいて、iPadを使って遠隔診察でした。前もってiPhoneなどの録音機能をONにして、後から何度も聞けるように録音しておけばよかった、と後悔しました。なお私の英検3級レベルの英語でも何とか説明の概要はできて、聞くこともでき、大丈夫でした。

 奥さんがガン患者で、医療大麻の治療を受ける場合は旦那さんがサポートしてあげればいいですよ。奥さんの大麻薬局(ディスペンサリー)の許可証と一緒に、旦那さん(もしくは通訳者)の許可証も発行してくれますので、大麻薬局(ディスペンサリー)も一緒に入ることができます。

値段は診察、許可証含め50ドル(五千円ぐらい)。さらに私は10ドルをチップとして、その若い受付の男の人にあげました。

 それにパスポートだけで医療大麻を処方してくれる医療大麻薬局(ディスペンサリー)を紹介してくれました。このクリニックから車で10分足らずで行ける近くのBuds & Roses と言うディスペンサリーです。

 

この裏に駐車場があります。

 

処方箋は以前いただいた処方に従って、医療大麻の好きな摂り方(ドロッとした注射タイプを舌の下に塗るか、さらっとした油のチンキタイプにするか)をいろいろ選択できます。

 ただ注射器タイプのドロッとしたのは、医療大麻を一度に飲める量は多いのですが、どうも大麻の臭いが鼻について嫌でした。

 そこで私はその注射器タイプ(syringe)をチンキの油に混ぜてもらい、サラッとした油を舌で含んで飲む方法を選びました。これだと持ち運びも簡単で匂いもしない。ただ本当はカプセルタイプにしようかと思っていたのですが、胃の中での消化により、失われる医療大麻の量も多いとのことで、最終的にそのタイプにしました。

 なおガン患者には既に大体の標準治療があるようで、最終的には舌の下に30秒から1分程度、含んで飲みやすいようにしてもらいました。そのやり方もいろいろあるようで、

私は、1:1(CBD::THC)のチンキ(通常のサラッとした油がはいったスポイドつきビン)に20:1のドロッとしたsyringe(注射器タイプ)にはいった濃縮オイルを溶かすのにしました。

 すると、見てる前で混合してくれました。単に数分間、温かいお湯の中に透明のジッパーに入れた注射器タイプとチンキを入れ、チンキのビンに注射器のドロッとした油を入れて振るだけです。

 だいたいが20:1(CBD:THC)を一日1gを摂ることを目標にするようです。

その医療大麻の摂り方も簡単な1日ごとのステップを書いてくれました。

本当の初心者はまだ免疫ができていないので、

(既に医療大麻経験者は6日目からスタート)

1日目はスポイドに4分の1を夕食前に舌の下に30秒から1分かけて含み飲む。

(心筋梗塞などの発作時にニトログリセリンを舌下に含み、急速にニトロを体全体に吸収させるのと同じやり方)

2日目は2分の1を〃

3日目は4分の3を〃

4日目はフル(スポイドいっぱい)を〃

5日目は調子が良ければ、昼食前(または朝食前でもいい)にスポイド・フルと夕食前(または寝る前)にスポイド・フルを飲む

※6~8日目は2回のスポイドフルを昼食前と夕食前に飲む

※8~10日目は3回のフルを朝食、昼食、夕食前に飲む

そしたら、なくなるだろうから、また来て、みんなで相談してみましょう、と言う事になりました。

 ただ2回目にこのディスペンサリーに行ったら、若い男性の人は前の女の子の書いた処方は早すぎるといわれました。特に※6日目からのいきなり2回分のスポイドフルはきつく、1.5回分ぐらいにして、徐々にやる方が楽だろう、と言われました。1.5回分でもきつい(体がだるく眠気がヒドイ)ようだったら、また5日目に戻り、数日を経て6日目に入る方がいい、との事でした。これは※8日目の処方に関しても同じだ、と言う事でした。

 なお日本人を母にもつマサミ(通称サミー)と言う男性もいましたが、カタコトの日本語しか話せませんでした。何か、お母さんに捨てられ、自分一人で生きていくように言われた、と言ってましたっけ。


 それで医療大麻の値段は150ドルぐらいかかりました。5グラムぐらい大麻のTHC,CBDが入っていて、1日1グラムが目標ですから、1日あたり30ドル、3千円ぐらい薬代がかかる算用です。 

 

 

医療大麻の作り方

 

 

アメリカではだから自分で大麻を栽培して自前でオイルを作ってガンと戦っている人が多いようです。

https://www.cureyourowncancer.org/how-cannabis-oil-works.html

 

 

 

 本来は日本でも薬として認められばいいのでしょうけど。歯の治療の麻酔薬として、またガンの鎮痛薬として医療麻薬は認められているのに、中毒性がコーヒーより低い医療大麻が認められないなんて!

 現状の大麻取締法はアメリカや日本の財閥の力が働いていて、企業として国民から吸い上げる仕組みができてから、すなわち一般人による民間の大麻栽培を潰し、企業として採算がとれるようになって初めて医療大麻が認められるのでしょう。もう国民のためと言うより、企業、財閥のための法規制だ、としか言い様がありません。

 

 これはアメリカでかつてあった禁酒法と同じ様な経緯です。

第二次大戦の敵国ドイツのビールは飲む事を禁止し、金持ちが飲むワインは認める、って誰が見ても何かおかしい法律だ、と気づくはず。だから、現在の大麻と同じように、医者がお酒が治療に必要だ、と認め認証書をもらったら、やっとお酒が飲めるのです。

 

 

なお、ここの大麻薬局を利用し始めた頃、渡されたのが、下記のようなチンキの配分のものはどういう状態の病気に使うかのチャートです。

 

 ただ、よーく、1:1の配分のチンキの適用条件の所では、「がん緩和ケア」として使用する、となっており、医療大麻が医療業界で公式に認められている使用目的はまだまだ限られているんだな、と実感しました。多分、これを渡された、という事は、過度に「医療大麻」に期待されても困る、という大麻薬局側の防衛の意味もあるのでしょうね。

 

 最先端の大麻医療と現実の薬局が認めている効能のギャップに、厳しい「期待と現実」のギャップを見たような気がしました。

 

医療大麻について

医療大麻の真実について、語る人があまりいないので、私が現地アメリカでやっている事を公開していきます。

日本でも医療大麻は正当化される(無罪)という判決






医療大麻の真実

「医療大麻の真実」著者 福田医師の研究報告