日本映画の名作中の名作。。。「幸福の黄色いハンカチ」。。。もともとは、原作があったようで"イエロー・ハンカチーフ"という洋画があるらしい。さらには、阿部寛が主演で最近、リメイク版が制作されている。
最後のオチというか。。。高倉健が、出所して賠償千恵子の待つ自宅に帰るシーン。。。出所後すぐに郵便局で高倉健が「こんな俺でも、まだ待っていてくれているならば、黄色いハンカチを家前の竿にあげていてくれ。。。」という趣旨のメッセージを"はがき"で賠償千恵子に送っているのです。
なかなか、自信のない高倉健。。。そんな"はがき"を送ったものの、現実を見ることが怖い。なかなか、自宅へ戻れない。。。二転三転しながらようやく辿り着いた自宅前。。。武田鉄也と、桃井かおりが、自信の持てない高倉健の代わりに自宅方向であろう場所に、自分達の想像を超えるたくさんの黄色いハンカチ。。。
オチは、この映画を観ている聴衆は全員知っている。しかし、ながら、このたくさんのハンカチが風にたなびくシーンを目にしたとたんに涙号泣となる。。。今回も、泣かせて頂きました。。。いい映画です。
高倉健
倍賞千恵子
武田鉄矢
桃井かおり
監督 : 山田洋次
1977年
いやぁ。。。山田洋次監督の、この最後のシーンのために、いろいろなシーンを入れ込みながら、コミカルに。。。物語をすすめ最後で落とす。素晴らしい手腕ですなっ!とあらためて山田監督の凄さを感じました。この記事を見て、久しぶりに観てみたくなったという方。。。観て損はありませんよ。
ネットで映画で、武田鉄也のファミリアが辿っただろう道を調べてくれている方がいましたので、拝借してきました。
どうでもいいこと、毎日更新!
まきむく通信