美術にぶるっ! 東京国立近代美術館
秋は芸術!という訳ではありませんが...先日、竹橋の東京近代美術館に行ってきました。
昔から、この美術館は好きで、時たま来ていました。今、60周年記念の特別展
「美術にぶるっ!ベストセレクション 日本近代美術の100年」が開催中なんです。
そして、この特別展のタイトルどおりに、
日本の近代美術の代表作が一堂に集められて迫力満点、ぶるっ!としてきました。
<基本情報>
〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
地下鉄 東西線 竹橋駅 1b出口すぐです。
<特別展の期間>
2012年10月16日(火)~2013年1月14日(月・祝)
休館日:月曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
※12月25日は開館
10:00~17:00
昔、美術の教科書に載っている知っている有名な作品ばかり、この美術館の所蔵品を中心に日本の美術史100年間を総覧できる内容です。
この特別展「美術にぶるっ!ベストセレクション 日本近代美術の100年」の見どころ!
・東京国立近代美術館のコレクションの中の重要文化財13点が一挙公開されます。
たとえば、
母子 上村松園 1934年
エロシェンコ氏の像 中村彝 1920年
道路と土手と塀 岸田劉生 1915年
裸体美人 萬鉄五郎 1912年
草炎 川端龍子 1930年
など...
<母子 上村松園 1934年 絹本彩色 168×115.5cm 重要文化財>
この絵は、今回の特別展の顔ともいえる代表作品として使われている絵です。今回の展覧会では、日本画には日本画にあった展示の方法があるということで...こだわったライティングで作品を引き立てています(美術館の解説に書いてありました)。この絵の前にしばらく、立ちすくみましたねっ。繊細で綺麗すぎます。日本画の線の細さに感動ですよ、線一本一本はこんなに繊細なのに迫力満点なのです。この上村松園の母子像画について、解説に「一点の卑俗なところのない、清澄を追求している」ことをあげていましたね。上村松園の目指した究極がここにあります。わが子に注ぐ愛情に満ちた視線を軸とした簡素な構図にしているのですが、そのシンプルな中に肌や髷といった細部を入念に描きこんでいるところに人は引き付けられるのでしょう。
今回の展覧会の目玉、見どころと言えるでしょう!
また、明日!
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