「フィンランド 暮らしのデザイン」

「フィンランド 暮らしのデザイン」

「北欧雑貨と食」について、1年間のフィンランド留学で体験した北欧の生活文化と共に発信します♪

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数あるイタリアチーズの中でも、最高峰と言われるチーズ「パルミジャーノレジャーノ」を頂いた。私の中でチーズの常識を(いい意味で)覆してくれた、逸品。高き香りと濃厚な旨みがたまらないのだ。


今回私が味わったのは、オーダーチーズさんより、パルミジャーノ・レジャーノ36か月以上熟成

フィンランドに留学していた私は、留学中、スーパーでフランスやイタリアからの質の高いチーズをよく買っていた。しかし、日本に帰ってきてからはチーズ=贅沢品であり、チーズを使うような洋食を毎日食べているわけではないし・・・とイタリア料理を食べる時以外、そんなにチーズを使っていなかった。


しかし、今回はパルミジャーノレジャーノを独り占めできるチャンス!笑 ・・・ということで、私の普段の食生活に気軽にチーズを取り入れてみよう、と思いたった。今回は、私が試したオススメの食べ方と共に、私の個人的な感想を述べる。


【そのまま食べる】

ワイン等と共に、チーズそのままの味と香りを楽しみたい人にオススメ。エレガントな大人の時間が楽しめる。この場合、私は常温で20~30分置いてから頂くようにしている。そうすると冷蔵庫から出してすぐよりも、よりパルミジャーノの香りが口いっぱいに広がり、鼻を通って出ていくような気がするからだ。パルミジャーノ・レジャーノは、濃厚であるが、決してしつこくなく、チーズの旨みが凝縮されている。歯ごたえは、アミノ酸の結晶が時たまジャリジャリと言い、絶妙なアクセントをつけている。



【洋食と共に】

パルミジャーノを削ってサラダにかけたり、シンプルなトマトパスタやピザにかけたりする”王道”もこの上なくよい。パルミジャーノの特徴を存分に引き出してくれるのだ。

    

今回、私はハヤシライスにトッピングしてみた。これが相性抜群!コクが生まれるのと同時にハヤシライスに入れた野菜の旨みを引き立たせていたように感じた。

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トッピング編第2弾!近所のパン屋さんで買ってきた、できたてのコーンと玉ねぎのパンへ、パルミジャーノ・レジャーノを大き目に削って、トッピング!これも最高にマッチしていてオススメの一品。

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3品目は、手作りコロッケに、パルミジャーノ・レジャーノを入れ込み+トッピング。とろっとしたチーズとじゃがいものさっぱりとした舌触りのマッチングのよさに感動!ただ、チーズの風味がやや足りなかったと感じたため、もう少し入れておけばよかったと反省。

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【和食と共に】

和食にチーズと聞くと、あまりピンと来ない。しかし、それでもやってみるのが今回の試み。結局、和風の味付けでも、お肉屋や野菜など素材の旨みとチーズが組み合わさり、予想外のおいしさだった。


まずは、先日私が作った、豚バラと大根の煮込みとパルミジャーノ・レジャーノ。

これぞ、和と洋の融合!

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お次は、オリジナルで考案した、その名も「パルミジャーノの焼きリゾット」!

レシピはシンプルに、温めたオリーブオイルにニンニクをさっと炒め、みじん切りした玉ねぎ、白米を順に加える。そこに大き目に切ったパルミジャーノ・レジャーノを加えて、火にかける。隠し味に和風に、だし醤油を小さじ1杯いれると美味!

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今回、パルミジャーノ・レジャーノをそのまま頂くという従来のやり方を越えて、色々な使い方を探し、実践してみて、改めてチーズの奥深さを感じた。また、パルミジャーノ・レジャーノを「普段使いのチーズ」として頂くことはとても贅沢で幸せなひと時であった。このように、手作りの料理にでも出来あいのものにでも、和風でも洋風でもパルミジャーノは、旨みを増してくれる一種の"スパイス"だった。



以上で紹介させていただいたのは、私が独自に発見したパルミジャーノ使用法であり、しっかりとしたレシピで、間違いなくおいしい料理にチーズを使いたい!と思う方もいらっしゃると思う。もっともっと楽しみ方を知りたい!というあなたには、チーズ販売元のオーダーチーズさんのウェブサイトで、レシピを調べることができる。パルミジャーノを使ったレシピは、冒頭のパルミジャーノのリンクを、そしてその他のチーズを使ったレシピは、こちら を参照いただきたい。


       Buon appetito!! (よいお食事を~。)





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買い物IKEA JAPAN 南船橋で購入した、リンゴンベリージャム(Sweden)。スウェーデンのダーラナ地方名産の馬をあしらった、木製バターナイフは、東京・六本木の北欧市で調達。北欧の深い青と白が引き立つお皿は、コペンハーゲンのROSENDAHL製(Denmark)。


先日、新生活の家具や雑貨を調達しに初めて日本のIKEAに行った。素敵でリーズナブルな家具や小物に触れ、フィンランド留学から帰国後に忘れかけていた、北欧の温もりやセンスをもう一度呼び起こしてくれた買い物だった。

今回は中でも、IKEAで買ったジャムをご紹介!日本の外資系スーパーにでさえないこのジャムを見つけた瞬間の感動といったら、もう。


さて、このジャムはな~んだ?


・・・その名も「リンゴンベリー(puolukka:プオルッカ)」ベリーのジャム!!

日本語では、「コケモモ」と訳されているもよう。


リンゴンベリージャムの味は、ベリーの渋み、酸味が強め。だけど(だからこそ?)このジャムは、料理に、デザートに重宝する。


フィンランド人は、夏~秋にかけて、このベリーを森へ摘みに行き、どの家庭も手作りジャムをつくって長期保存する。そんな彼らは、例えば、オートミールやお米の甘粥、ヨーグルトに入れたり、フィンランド風パンケーキ(Pannukakku:パンヌカック)と一緒に食べたりする。


また、肉料理との相性も大変よく、トナカイ肉+黄色のマッシュポテトに鮮やかなリンゴンベリージャムを添えて食べる。「黒い食べ物」としてこのブログでも紹介した、mustamakkara(黒い血のソーセージ)とも一緒に食べられている。


そんな中でも、私が一番好きだった食べ方は、

肉汁の詰まったミートボール(lihapullat:リハプラットゥ)!!!小ぶりで甘い、茹でジャガイモと一緒に食べれば、目でも舌でも楽しめ一品に。


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買い物ほうれん草スープ(奥)と、リンゴンベリージャム付のミートボール(手前)。映画『かもめ食堂』の舞台となった、フィンランド・ヘルシンキの話題のカフェ、「Kahvila
  Suomi」にて。フィンランド名物のミートボールは約18EUR(約2,000円)と少し高め。



そんなフィンランドの味を、あなたもここ日本でも味わうことが出来る。ミートボールの作り方は、この記事で後述する。肝心のジャムについては、IKEAに行くことが出来て、リンゴンベリージャムを手に入れることが出来るあなたは、フィンランド本場の味を楽しめる。でも、たとえリンゴンベリージャムがなくても、大丈夫!市販のイチゴジャムを少量、ミートボールにつけて食べれば、フィンランド気分を味わえるはず!!!


【フィンランド風 ミートボールの作り方 -Lihapullat-】

     約24個分



パン粉 korppujauho………1dl

生クリーム kuohukerma…1dl

牛乳 maito………………1dl

玉ねぎ sipuli……………小1個

バター voi………………50g

ひき肉 jauheliha………400g

卵 kananmuna…………1個

塩 suola…………………適量

こしょう pippuri…………適量



① 生クリームと牛乳を混ぜ、そこにパン粉をひたす。

② 玉ねぎを細かくみじん切りにして、バターで軽く炒める。

③ ボールにひき肉を入れ、卵、①、②、塩こしょうを加え、よく練る。

④ ぬらした手で、③を丸めてミートボールを作る。

⑤ バターを溶かしたフライパンに、ミートボールを並べ、少量の水を加え、ふたをしめて、弱火でじっくり

   30分間、蒸し焼きにする。

⑥ フライパンに残った汁で、ソースを作っても良い。



(このレシピは、フィンランドのトップシェフ、Hans Välimäki の「Mummola(おばあちゃんち) (Otava出版)」より引用。)




シンプルだけど、素材のうまみを生かした料理。

ぜひお試しあれ!


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買い物ANNA's製ジンジャーブレッド(カプチーノ味)(Sweden)とSveico製トナカイのクッキ

ーカッター(Sweden)。


先日、東京・麻布十番のあたりで用事があったため、ついでに最近テレビでも放映されていた、インターナショナルマーケットである、NISSHINに行って来た。

そこは、日清食品系のスーパーマーケットなのだが、外国人向けのマーケットなのである。値札も全て英語、日本語が併記してある。例えば「Spinach ほうれん草 380 yen」といった具合である。勿論、世界各国からの食品の品揃えも豊富だった。顧客も圧倒的に外国人の方々が多く、スーパーにいる時だけ何だか外国にいるような異空間が味わえ、不思議な時間だった。


そのスーパーで、私がフィンランド留学中によく食べていたジンジャークッキーを見つけた。写真にも映っているANNA'sのクッキーは、カプチーノ味で、その他にプレーン、ブラックペッパー、カルダモン、シナモン、オレンジ味の6種類ある。


私が好きだったのは、カルダモン味。日本ではカルダモンというスパイスはあまりメジャーではないように思うが、北欧では、パンやクッキーによく入っており、甘い生地に絶妙なアクセントをつけている。北欧ではコーヒーと共にジンジャークッキーをいただくことが多く、クッキーの甘さと渋めのコーヒーとの相性は抜群だ。


今でこそどのシーズンでも手に入れられるこのクッキーだが、もともとジンジャークッキーは、クリスマス前に各家庭でつくられてきた。留学中、ヨーロッパ出身の学生に聞いたが、欧州全域で類似した文化があるようだ。たとえばドイツでは、人の形をしたジンジャークッキーを作るし、ハンガリーでは、動物やハート、花の形をしたジンジャークッキーをつくるという。北欧では、9つの花弁をもつ花型のものを作る。


実は今回買ったカプチーノ味のジンジャーブレッドをまだ開けていない。

フィンランドで友人とジンジャーブレッドを作ったあの時間を思い出しながら、コーヒーと共に後日ゆっくりといただこうと思う。







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買い物Mokkamestarit製ハワイアンコーヒー(Finland)と、1881年創業iittala社(Finland)の

  コーヒーカップとソーサー。Fazer製(Finland)チョコレートを添えて。



私たち日本人は、一息つくとき、「お茶にしよう!」と言う。

フィンランドにも、そんな時に言う言葉がある。”Mennään kahville!!”直訳すれば、「コーヒーにしよう!」である。


今回は、そんなコーヒー(Kahvi:カフビ)にまつわるお話である。


コーヒー豆生産国と言えば・・・南米コーヒー豆

さて、コーヒー消費国と言えば・・・フィンランドコーヒー!!


これは、ちょっと意外かも知れない。しかし、人口に占めるコーヒーを飲む人の割合が世界で最も大きいのが、フィンランドなのである。少し前のデータになるが、2004年、フィンランドでは、一人あたり160リットルのコーヒーを飲んだという。これは、一日あたり平均4杯のコーヒーを飲んだ計算となり、世界記録であるという。


そう言われてみると、フィンランドの大学留学中、学食では1.20EUR(約140円)からコーヒーが飲めて、多くの学生が食後に飲んでいた。3時間続きの授業の休憩時間には、先生が「さあ、coffee breakだ!」という声が聞こえたかと思うと、フィンランド人学生は学校にあるカフェに向かい、コーヒーをテイクアウトしてきていた。


最初、正直者の私は「coffee breakにはコーヒーしか飲んではいけないのかな?」と思っていたが、そこは日本の「お茶の時間」と同じである。つまり、緑茶や紅茶といった「お茶」しか飲んではならないのではなく、コーヒーでもジュースでも何でもよい。


日本の「お茶」の時間にしても、

フィンランドの「コーヒー」の時間にしても、

共通しているのは、「同じ時を共有しながらほっと一息つく」ということ。

なんと素敵なひと時なのだろう!!


☆★☆


冒頭の写真では、Mokkamestarit社(意味は、コーヒーチャンピオン!)のコーヒーを紹介した。私が住んでいたTampere市のメーカーのものである。

フレーバー付のコーヒーを多く取り扱う。

中でも今回紹介したハワイアンコーヒー(日本にとってのバカンスはお馴染み、ハワイ。フィンランドにとってのそれはスペインのカナリア諸島がよく挙げられる。ハワイなんてずっとずっと遠い場所なのだが、フィンランド人のハワイへの憧れをコーヒーに詰め込んだ一杯かな、と勝手に思っている


これは、なんとマカダミアナッツ入りのコーヒーで、ほんのりとナッツの風味がする南国コーヒーである。口当たりもさっぱりとしていて、飲みやすい。フィンランドでは、コーヒーは濃く入れて、ミルクたっぷりのカフェオレで飲むことが多い。このコーヒーも例外ではなく、そうすればフィンランドとハワイの融合が楽しめる逸品だ。iittalaのぬくもりのあるシンプルなデザインのコーヒーカップに入れて飲むと、ますますおいしく感じるのである。

前回の記事でもチラリと紹介した、黒い食べ物。

実は、フィンランドには、フィンランド人が大好きな「三大黒い食べ物」がある。


 マンミMammi )前回記事参照)

 ムスタマッカラ(Mustamakkara)(その名も「黒いソーセージ」)

  :麦と一緒に豚の血を詰めたソーセージ。Tampere地方の名産物。

 ラクリッツ/サルミアッキ(Lakriz/ Salmiakki)

  :キャンディーとグミの間のような食感のお菓子。


今回は、フィンランド国民がこよなく愛する、③のラクリッツ(Lakriz)及びサルミアッキ(Salmiakki)について紹介!

           「フィンランド 暮らしのデザイン」

買い物イチゴやキャラメル、コーヒー味の「芯」が入った、ラクリッツ。Panda製(Finland)。



ラクリッツは、リコリスというマメ科の甘草でできたグミである。

サルミアッキは、塩化アンモニウムとリコリスで作られたキャンディー?グミ?である。両者は味・食感、匂いにおいてよく似ている。しかし、違いは甘さである。


砂糖の量は… 3×サルミアッキ=ラクリッツ と聞いた。

ラクリッツは甘く、サルミアッキはほのかに甘いが塩分が多いのである。


ただ、曲者なのが、匂い!!

特にサルミアッキは、口に入れた瞬間、アンモニア臭がぷん~と鼻から出ていく。私も1回目はとてもじゃないけど食えたもんじゃない!と思っていたが、留学後半にもなれば、やみつきに・・・。馴れって恐ろしい・・・笑


海外経験のある私のフィンランド人の友人は、わざわざフィンランドから箱いっぱいに送ってもらったという。例えば、イギリスに半年間留学していたMaijaさんは、イギリスで手に入らないことがわかっていたため、スーツケース一杯にして持っていったとか。また、本学のフィンランド人のTiina先生は、日本に移住して8年になるが未だに頻繁に母親からラクリッツやサルミアッキを送ってもらっているいう。


これだけじゃない、ラクリッツ、サルミアッキ。

その人気は、グミ・キャンディーという型を破ってフィンランド全土に広がるフィンランド


例えば・・・

実は「黒くない」ラクリッツ風味のお茶(写真参照)。

夏には、大行列!ラクリッツ/サルミアッキアイスクリーム。

体も温まる、度数 34度のラクリッツエキス入りウォッカ。   ・・・などなど。



フィンランド人は、子供のころからラクリッツやサルミアッキを食べてるからずっと好きなのだろうか?そう考えると、老若男女の日本人が好んで食べるお菓子って何だろうか・・・



              「フィンランド 暮らしのデザイン」
買い物30種類近く商品展開される、forsmanTEAシリーズのラクリッツ風味茶(Finland)。

  下に敷いてあるナフキンは、ケシの花をあしらった人気柄Unikko。marimekko製  

  (Finland)。

 

「フィンランド」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?

ムーミン、白夜、サウナ、自然、スキー、オーロラ、ノキア社、世界一の教育、女性(元)大統領 etc...


フィンランド語で「フィンランド」を意味する「スオミ(Suomi)」という言葉。

この語源は、「湖沼」であるという。


最近、ニュースなどでよく耳にする代名詞「森と湖の国・フィンランド」。

この表現は、1年間そこに住んだ者として、その国の第一印象をよく表していると感じる。理由は、何十万という湖を持つ、水も森も豊かな国だからである。


そんな豊かな森を構成する樹木に、白樺(koivu)が挙げられる。

白樺は、古くから多くの方法で利用されてきたという。

中でも、私が留学中に現地の友人から教わった、3つの「白樺の知恵」を紹介する。


   ※マークの見方:

    Lindberg背景情報

    カトラリー紹介した食べ物等の味・感想

      買い物製品情報


①白樺の新芽 お茶

 Lindberg雪解けの5月、新芽が芽吹く約2週間だけ採れる。軽く洗って、細かく裂く。茶漉

 しに熱湯を注ぎ、お茶のできあがり!乾燥させず、自然のまま使うのがフィンランド

 流。


 カトラリー少し渋みがあるが、白樺の香りがほんのりと口から体全体に浸み込んでゆく。

 色は春らしい、ほのかな黄色。


          「フィンランド 暮らしのデザイン」-白樺の新芽茶

 買い物茶漉しは、鳥の足がキュートなaarikka製(Finland)。


②白樺の樹液 キシリトールガム

 Lindberg今となっては日本でも有名なガム。フィンランド原産であるとはあまり知られてい

 ないのでは?多くのフィンランド人がキシリトールガムを噛んでいるから、みんな歯

 が白いのかな?実際、虫歯に一度もなったことがない、という友人もいる。


 カトラリー日本ではミントが入っているキシリトールガムがメジャーだが、フィンランドでは

 ベリー味だけでも3種類くらいある。さすが、ベリー大国っ!
          「フィンランド 暮らしのデザイン」-キシリトールはフィンランド原産
 買い物ムーミンを用いたシンプルなデザインが光る、このキシリトールガムは、チョコレ

 ートで有名なFazer製(Finland)。


③白樺の皮 外箱

 Lindbergイースターの黒いお菓子、Mammi(ライ麦のペースト状のお菓子)。

 外箱は、古くから白樺の皮が使われているという。因みに外見がはっきり言ってよ

 くないため、私の調査によると7割方の外国人留学生の間で、このMammiは不評

 だった。(しかし、私はフィンランド人がそうするように、生クリームをかけて食べるの

 が大好きで、日本にまで冷凍Mammiを持ちかえったほどの大ファンである。)


 カトラリー味は、「甘すぎるっっ!」の一言。しかし、ライ麦の味と、外側からの白樺の香り

 が不思議にもマッチする。「目で見て楽しむ」日本人にとって、黒い食べ物と言え

 ば、あまりなく、イカスミスパゲッティくらいなもの。しかし、フィンランド人にとってこ

 のMammiはソウルフードのようだ。 

          「フィンランド 暮らしのデザイン」
 買い物フィンランドの食を支える食材何でもメーカー、Pirkka製(Finland)。



これら以外にも、白樺の幹は、長くて寒い冬を越すために必須の薪になる。また、白樺の皮は、天然の油を多く含み、着火剤として冬場の暖炉で重宝するのである。


           Written by Akari