おはようございます、おまめです。
おまめは先日、話題のLa La Landを
観に行ってきました。
去年からずっと楽しみにしていたこの作品。
予想を遥かに上回るほど今世紀最高
とも言えるミュージカル映画でした。
なので、どうしても書き留めておきたい
印象に残っている自分の感想を
この場所に置いておこうと思います。
どうか、この先は観た人だけが読んで下さい。
この作品は特に、
ファーストインスピレーションが
大事だと思いました。
初めて観た時に感じた感覚を
大切にして欲しいです。
一度観た私は、もうそれを味わえないから。
今から初めて観る人が羨ましい
という言葉を実感してます。
はい。
監督の思いとか、作品の作り込み方、脚本
音楽、色彩、カメラワーク、世界感、衣装
どれを取っても最高だし、
そのことについても話したいのは山々だけど
それは取り敢えず置いといて。
私の心を占めている事を書いておこうと思う。
それはやっぱり、最後の、シーン。
2人が言葉を交わさずにただ顔を合わせて
小さく笑い合う、あの場面が
どうしても頭から離れずに、涙が出る。
それぞれの夢を抱いて、それを叶える為に
夢の国、ロサンゼルスで過ごす、本来なら
出逢うことも無かったかもしれない
そんな2人が、まるで必然のように
何度も顔を合わせて、言葉を交わして
そうなることが自然かのように惹かれあって
そして恋に落ちるわけだけど。
余談だけど、最初の出逢いが
2人が気付いていないところで起きてるのが
運命という言葉を色付けていたなと思う。
ただの恋物語じゃないのが、
この作品の良さであり、悲しいところで。
なんとも言えない感情になるね。ね?
結果として2人は夢を叶えた。
だけど、そのとき隣にお互いの姿がない
それがどういうことなのか。
考えれば考えるほど、胸が痛い。
細かいことは省くけど
大前提として、お互いの夢を叶える為には
お互いが居なければ成し得なかったんだよね
セブにはミアが、ミアにはセブが。
出逢って愛し合ったからこそ
手にすることが出来た夢への道。
それは物語の要所に散りばめられてて。
だけどお互いが一緒に居たら
その叶う夢も叶えられなかった現実。
なぜなら、愛し合っているから。
愛し合っているから、一緒に居たい。
一緒に居るとしたら、どちらかの夢を
諦めるしかないのが現実。
でも2人は何をしに夢の国に来た?
2人は愛より夢を選んだ。
それは変えられないことだから。
わかる。わかるんだけど。
その事実がとても胸にきて、痛かった。
2人にとってお互いが
この先もずっと最愛であることは
変わらないんだと思う。
ずっと愛してるよと言い合った
あの言葉は、お互いがこの先に
一緒に居られないことを理解したうえで
それでも愛し続けることを
なんの偽りもなく、息をするように
自然と溢したものだと思う。だから切ない。
二人が一緒に居られないことに気付いた
一番のきっかけが
お互いがお互いを想うからこそ
すれ違って起きた大喧嘩だってことにも、、
その喧嘩の前に、
ずっと会えていないことを
寂しいと漏らしたミアの本音と
喜ばせようとサプライズの用意を
していたセブの姿を見て涙が止まらなかった。
そのあとの喧嘩の内容が内容なだけに
もう本当に、やめて、わかってるから、
お願いだから気付かないで
っていう気持ちでいっぱいだった。
でもそんな思いとは裏腹に
二人は気付いてしまうわけだけど。
夢のためには一緒に居られないってことに。
その答えとしてはっきりと見えたのが
ミアの一人芝居。
夢への切符を手にすることになるその場所に
セブが居なかったという事実。
もう、つらいとしか言えない。
最後に背中を押した
ミアのオーディションのシーンも
印象的。セーヌ河。
そして一気に5年後。
ミアは大女優になるわけだけど。
最愛の人を失って夢を手にした。
別の人と結婚して、地位も名声も
築きあげたミアはある意味狂気的だと思った
セーヌ河に飛び込んだ叔母みたいにね。
夢を叶えるためには
それくらいしないといけないのかもしれない
何かを犠牲にしないと手に入れられない
そんなものなのかもしれない。
狂気さは、必要だ、きっと。
ときには愛を犠牲にしてでも
夢を叶えたいなら、それくらいの
覚悟が無いとだめなのかもしれない。
それでも。二人には一緒に居て欲しかった
それはただの私のエゴだけど。
ミアとは対照的に、
セブの夢はミアの面影を残したまま
叶えているのが余計につらかった。
夢である店の名前はミアが決めたもの。
そのロゴも、ミアがデザインしたもの。
いつか、ミアが気付くように
そんな気持ちも込められていたなら。
ロマンチックが好きなセブなら
考えていてもおかしくないよな
なんて勘ぐってみたりもして。
別の人と結婚をして家庭を持ったミアと
一人で居るセブと。
きっとセブはこれからも一人であるという
根拠のない確信が私に刺さってしんどい。
そして二人が再会して
セブが二人の出逢いの曲を弾き出した
あのシーン。嗚咽が出る程泣いた。
回想のような、それでも事実とは異なる
シーンが始まった瞬間、色々と察した。
それは二人が望んだ幸せ。
後悔というよりは、もしそうだったなら
という夢の世界。
その幸せなシーンにはどれも
隣にはお互いが居るということ。
でも実際は違う。
ある意味真逆のようで。
愛し合ってる二人が選べなかったもの。
それを答えとして受け入れたこと。
切ないって言葉では表せられない。
二人は愛し合ってる、これからもずっと。
なのに一緒に居られないことを
この夢物語で突き付けられてて、、。
まさにララランド。
だけど、二人にとってこれは夢ではくて
これも現実であるんだと、私は思う。
演奏が終わって、夢物語も終わったあとの
二人が視線を絡ませて、小さく笑うシーン。
言葉にしなくても、愛してるよと伝えたのが
わかる、そんなシーン。
見えない絆が確かに存在することを
教えてくれる場面が何よりも切なくて素敵で。
散々長々と書いておいて、私に言えるのは
最高 この言葉だけ。言い表せない。
エンドロールでミアが
二人の想い出の曲をハミングで歌ったのが
またずるいなあと思ったんだよね。
2人が隣に居ない未来の、
ふとした日常の中であっても
お互いの中にこびりついて
存在してるんだなあって考えるともう。
セブのお店の名前も、
ミアがずっとジャズを好きなのも。
2人がこの先もずっと
愛し合っているという事実が救いであり
辛くて切なくて遣る瀬無い。
夢が叶ってハッピーエンドだけど、
幸せってどれが本当なのか、
人によって違って、種類もあって
ハッピーエンドだけが正解じゃないんだと
とても現実的な夢の国の話だった。
最愛の人と一緒に居られないのは
本当につらい。つらい。泣く。
今まで観た中でも、きっとこの先にも
この映画以上に好きな映画には
出逢えないんじゃないかなと思う。
本当に素敵だった。
また観たいし、DVD出たら絶対買う。
何回も観たい。観たい。好きだ。
言いたいことが多過ぎてまとめられなかった
まだまだ語り足りない。こんなのほんの一部
また改めて機会があれば。
おやすみなさい。