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さて、記念すべき第1回は「受け身の法則」というものについて話していきたいと思います。

受け身の法則って何!?と思うかもしれませんが、この言葉は自分が考えたものなので当然です。笑

英文法を学ぶ上で一番と言っていいほど重要な単元は「受け身」です。
意外かもしれませんが、受動態とは、単に受け身という単元のみで登場する文法ではなく、色々なところで「technic」として使うことができる必殺技にもなり得ます。
今回はその必殺技をできる限り簡潔に伝えたいと思います!長文になるかと思われますがお付き合いください🙇‍♂️


-debut-


○受け身とはなんぞや?
まず大事になってくるのは、そもそも受け身とは何だという話です。皆さんならどう答えますか?「受け身は、〜する。が、〜される。になる」という人も中にはいるかもしれませんが、これはナンセンスでしょう。
自分が考える受け身の定義は

目的語(O)が主語(S)に変わる

です。
だいぶとかいつまんだような言い回しですが、これは能動態が受動態になった時の文型の変化のことを言っています。例を挙げてみましょう。

ex) Picasso drew the picture.
(ピカソはその絵を描いた)
ex') The picture was drawn by Picasso.
(その絵はピカソによって描かれた)

ここで注目して欲しいのは、the picture がex)からex')にかけて、文中のどの場所に移動したかについてです。
ex)では、動詞の後ろにあるので、これは文章中の目的語(O)の役割を果たしていると言えるでしょう。(※目的語→Oなどについては、次の記事に詳しく載せようと思います)
そして、ex')になると the picture は文の先頭、すなわち主語の役割を果たしています。
要するにこれが受け身です。もう一度言いますが、受け身は

目的語(O)が主語(S)に変わる

ものです。

※主語の移動
受け身は、目的語と同時に、主語(S)もby Sとなって受け身では移動されます。ちなみにこのby S は省略可能であり、ネイティブは省略することがほとんどです。つまり、受け身には「主語を隠すことができる」という能力があります。(ここでは目的語の話をするので関係ありませんが)

○受け身の法則
では、ある程度土台が整ったところで、本題に入りましょう。

先ほど話した受け身の定義ですが、ex)とex')で2つの例文を紹介しました。ここで確認ですが、あの2つの文章の意味は全く同じです。(日本語で確認しても分かる通り)
つまり、能動態と受動態は、文章の意味が変わることはなく、言い回しや語順が変わるだけです。(ニュアンスが変わることはある)
それを踏まえた上で、一つの法則を紹介します。

【受け身の法則】
〜がされる = 〜をする

すごく単純で当たり前なことだと思うかもしれませんが、これを法則として頭に入れておくことで役に立つことがあります。こいつを侮ってはいけません😏

○【受け身の法則】の応用
ではこの法則をどこで使うのでしょうか。そもそもこんな法則はオフィシャルなものでもなく、自作のものなのでとくに決まりもありませんが、一番使える例が「付帯状況」です。

☆付帯状況のwith
with O C(補語)→OがCした状態で

大学受験では必須の項目です。例としては、
コートを→(O)着たまま→(C)出かける。
などです。
この付帯状況ですが、Cの部分には様々な品詞がきます。例えば前置詞句であったり、形容詞であったり、様々です。

・付帯状況の例

<with+名詞+前置詞句>
[例] He stood up with his hat in his hand.(彼は帽子を手にして立ち上がった)

<with+名詞+形容詞>
[例] Don’t talk with your mouth full.(口にものを入れたまま話してはいけない)

引用: https://kou.benesse.co.jp/nigate/english/a13e2101.html

そしてC(補語)にはもう2種類存在します。それが、「現在分詞」と「過去分詞」です。

・現在分詞の例
He is running to me with his hair flowing.
(彼は髪をなびかせながら、わたしのところへ走ってきている)

・過去分詞の例
My teacher teaches English with the windows closed.
(私の先生は、窓を閉めて英語の授業をする)

では、質問です。なぜ上のflowはing形(現在分詞)で、下のcloseはed形(過去分詞)なのですか。答えは
O(my hair)が「する」からing形。
O(the windows)が「される」からed形。
ですね。

なんだ、受け身の法則必要ないじゃん
手間取らせやがって…😤

まだこれを言うのは早いですよ。次の問題で本当にさっきの根拠が使えるかどうか試してみてください。

Q.次の(  )内の単語をing形かed形に改めよ。
Can you walk with your eyes (close)?
(あなたは目を閉じたまま歩けますか?)

どうでしょうか。
「目は閉じ(られる)ものじゃなくて、閉じ(る)ものだから、答えはclosingだ!」と答えた人。残念ですが、まんまとハマってしまっています。ここでclosedを選べた人はお見事です。一応、ed形を選んだ根拠をここから先の記事と照らし合わせてみてください。

・する関係、される関係で考えるのはやめよう

まず、この分詞の使い分けについてマスターするためには、するorされるで考えるやり方から脱却しなければなりません。なぜなら、英語と日本語では、「される」すなわち受け身の使い方に違いがあるからです。
例えば最初のピカソの文章、英語では両文共に使うことができるかもしれませんが、日本語でex')のように言うことはまずないでしょう。基本的に動作主を主語に持ってくるはずです。
なので、最初に言った通り、何でもかんでも英文が受け身になれば、日本語は(される)であると言う考えそのものが、日本語をぎこちなくするのでナンセンスだと言うことです。

話が少しそれましたが、どうすれば分詞を巧みに操れるでしょうか。

使いましょう。あの法則を。

標語みたいなセリフをぬかしてしまいましたが、もう一度法則を確認してみましょう。そして今度は、先程の分詞の誤った考え方と照らし合わせる作業もしてみてください。

【受け身の法則】
〜がされる = 〜をする

【間違った付帯状況(分詞)の考え方】
Oが「する」からing形。
Oが「される」からed形。

何か見えてきませんか。
そうです。Oが「される」からed形
と言う文章を法則を使って言い換えてみるのです。そうすればこうなりますね。

【付帯状況(分詞)の正しい考え】
O「が」するからing形。
O「を」するからed形。

見ての通り、法則を使ったことで
する、される関係→が、をの関係
に変わりました。これによって英語と日本語のズレが劇的に無くなります。もう一度あの問題を考えてみましょう。

Can you walk with your eyes (close)?
(あなたは目を閉じたまま歩けますか?)

法則を存分に使ってください。
ここでの考え方は、目が閉じるのか、閉じられるのか、ではなく、目が閉じるのか、目を閉じるのか、です。
法則を用いて、日本語と英語のズレをなくしたわけですから、あとは日本人としての感覚で考えてください。目が閉じますか?それとも目を閉じますか?
後者の、「目を閉じる」ですよね。よってこれは元を辿ると「〜がされる」が変化したものですから、答えはed形、すなわちclosedになるということです。

※ちなみに、この法則を使った分詞の分別法は、分詞構文や、分詞そのものにも使えます。是非その単元をチェックしてみてください!


-Fin-


すごく長い説明になってしまいましたが、理解してもらえたでしょうか🤔
これからの投稿については、今回でもかなり強調したように「英語と日本語のズレを埋める考え方」をモットーに進めていきたいと思います。あくまで自己満足に過ぎないものなので、もし興味があれば、これからの記事も読んでいただけると幸いです。

byおまめ