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シリア紛争で日本人ジャーナリスト・山本美香さんが亡くなったと、報道番組をやっている。


平和な日本にいれば、よかったのに。。。と思う人が多いだろう。


でも、彼らのような紛争地域に足を踏み入れるジャーナリストがいなければ、世界の情報は伝わってこない。


なぜ、そんな危険な場所に行くのか?


と言う私の疑問は、


なぜ、政治家になるのか?


なぜ、美容室を経営するのか?


と同じ感覚で、人はそれぞれに好き嫌いに関係なく、なぜかなんらかの職業というものに就くんだ。


そして、みんな、関係ないようだけど、一人ひとりが誰かや何かを通じて、繋がっていて、よくも悪くも影響を受けている。



私は文春のナンバーでフリーライター(日本ではこういうけど、正式にはフリージャーナリスト。ライターだと作家になっちゃうもんね)としてデビューして、マガジンハウス、集英社、講談社とかいろんな会社の一般情報誌の仕事をしてきた。たまに写真週刊誌の取材もしていて、写真週刊誌のカメラマンと「とりあえず、バクダッドの空港まで行ってみよう!」と言う話もしたことがあった。が、その直後に、東京メトロの門前仲町駅構内で飛び込み自殺の目撃者となった。。。


飛び込む瞬間を見ただけだが、しばらく何が起こったのかわからなかったし、わかった瞬間に声が出たし、警察の事情聴取中も震えがとまらなかった。



「私は紛争地域での取材には向いてない!」と思い、バクダッド行きは消えた。


ジャーナリストと言ってもジャンルは広い。


その中でどのジャンル、またはカテゴリー、またはテリトリーで仕事をするのかは本人次第。


それぞれになんらかの覚悟を決めて、仕事をしているはず。


お気楽ライターの私でされ、家を一歩でれば、帰れないかもしれない!って気持ちで、いつも出かけていた。ので、出かけ際に家族の誰かに声をかけられるのにもイラだっていた時期があったなぁ。


何を書きたいのか?


何を伝えたいのか?


私はいつも平和な場所でしか取材したことがないけれど、快獣ブースカの撮影アシスタントで東欧のゲットーを回った際、特にアウシュビッツに行ったときに感じたことがあり、何度かこのブログにも書いているが、アウシュビッツの事実を子供たちに知らせたほうがいいのかどうか?と言うことで悩む。



そこでは本当にひどいことが行われていて、その事実を何も知らない子供たちに伝えるということは、メリットもあればデメリットもあると感じたから。


例えば1000人に1人がヒトラーをかっこいいと思うかも知れない。。。と思うからだ。その1人は知らなければ、そんなことを考えることもなかったかもしれない。と。。。考えすぎだろうか。。。


伝えることは本当に難しい。


自主的にその現場に言って、実際に自分の目で確かめることが大事だといつも思う。


その私が言えることは、


憎しみの連鎖をどこかで断ち切らない限り、戦争は消えない。


お互いを理解しあわなければいけない。



おまけ道@琵琶湖畔で実家生活♪ポテチンっ♪-20120822


私が行ったポーランドのアウシュビッツは強制収容所と訳されているが、トレブリンカは絶滅収容所。

私の記憶が正しければ、アウシュビッツはドイツ軍がつけた収容所の名前でドイツ語だ。ポーランドのそこにはアウシュビッツと言う地名はなかった。


人が人に対してそおいう残虐なことをした。と言う事実を踏まえて、今後、決してそのようなことをしないことが大事。どこの国の人がやったとか、やられたとかじゃなく、世界中の人が優しい気持ちで、お互いを理解して、過去に起こった戦争という悲劇を世界中の不幸な出来事として、戦争を起こさない!と強く思わなければいけないんだと思っている。


現実には世界中のどこかで戦争は起きていて、ウチも隣家と垣根のトラブルをかかえている・・・orz


現実には難しいけれど、


それでも世界平和と言う理想は高くもたなければ!





山本美香さん安らかに。。。