いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

OMです。

 

皆さん、本を読むでしょうか。

私は大学生くらいまでは碌に本を読まなかった方で、幼い頃はテレビゲームしかやってなかったのですが、大学院生くらいの頃からでしょうか、本を読むようになっていました。

たぶん、あの頃は担当教員との関係が上手くいっておらず、また、修士論文研究が充実していなかったので、別の世界を感じていたかったのかなぁと思います。

担当教員と上手くいっていなかったのはウチの研究室全員に共通していたので、担当教員がまずかったのでしょうね 笑

 

社会人になってからも、時間を見つけては本を読むようになっていました。ジャンルは様々で、立ち寄った書店で気になった本を買っては読む、といった感じです。

ただ、最近は仕事が忙しかったこともあり、多少まとまった時間が必要な小説などはなかなか読む機会がなかったのですが、久しぶりにしっかりと小説を読みました。

池井戸潤さんの"空飛ぶタイヤ"です。

 

 

 

 

私は、わかりやすい対立構造と、いかにもな男の戦い感のあるストーリになっている池井戸潤さんの本が好きで、今までにも何冊か読んできました。ドラマ化もたくさんされていますね。仕事柄、メーカ絡みのお話に興味を持ちやすいという部分もあるかもしれません。"空飛ぶタイヤ"も正にそのようなストーリで、男、というより、オヤジの戦いという感じです。

使い古された言い回しをすれば、小さきものが巨悪に立ち向かうストーリ、といったところでしょうか。自分達ではコントロールできない何かにいつの間にか巻き込まれながらも、別々のものとして動いていたように見えたものが、実は一つの大きな思惑の中の要素で、それらが徐々に紐解かれて悪事が白日の下に晒される、というものですね。

 

このような本を読むと、私はいつも、自分がやりたいと思っていた仕事ができているのだろうか、と感じてしまいます。自分達の都合の良いように物事を解釈したり、都合の良い情報だけが出てくるように進めたりして、手を打つべきところを見て見ぬフリをするようなことをしていないだろうかと。

まぁ、平社員が何を言っても所詮は平社員なので、指示に従え、と言われればそれまでなのですが、なんだかなぁという感じがしてしまいます。

 

仕事なんてお金をもらえていればそれでいいじゃん、と割り切ってしまえば楽になれるのですが、貴重な自分の時間を仕事に使うのであれば、何かそこに意味を見出したくなってしまうのです。欲張りすぎですかね 笑

 

読んでみたくなった方はこちらからどうぞ

 

 
 

 

過去の読書関連の記事はコチラ

 

それではまた!