デミかつでお腹いっぱいになったワレワレ。
いざ、オーダーシャツ工場様へ。

 

 

これまでスーツやジャケットなど、重衣料を縫われる工場様へは何度も足を運んで来ましたが、

実はワタクシもシャツ工場様を見学するのは生まれて初めて。

なのでとっても楽しみにしてたんです。

 

海岸沿いになるそちらの工場は、明るい南からの日差しが降り注ぐステキな場所にありました。

 

こちらの工場長様に初めてお目にかかり、ごあいさつするとともに工場内をご案内していただいたのですが、
お若くてイケメン!

背の高い方が工場長様です。

元々は販売員もされてたとのことですが、ものづくりに興味を持たれて
工場に来られたとのこと。

我々からすると販売の現場をよくご存知の方が工場のトップにおられるほど

頼もしいことはありません。

 

 

 

 

スタッフの方々は想像していたよりもはるかにお若く、女性比率がとても高かったです。

平均年齢は30歳だとのこと。
皆さん、実に手際良くお仕事なさっていました。

この方は裁断された生地をひとつひとつ目でチェックして、織キズ等がないか
確認されているとのことでした。

チェックでハネつけられた生地を拝見しましたが
「よくこんなの見つけられましたね〜💦」っていうレベルの、

これダメなんですか?という織キズ。

どれだけ機械化が進んでも、人間の目ほど確かなものはないんですね。

 

 

この日、ワタクシが一番心を打たれたのはこの方。


工場というのは基本分業制です。
これはオーダーワイシャツに限らず、既製品のシャツもそうですし、

オーダースーツも全部一緒。

例えばシャツの工場の場合、右袖を縫われている方は一日中、右袖ばかり縫われます。

昼から左袖に担当が変わる、なんてことはありません。

ベルトコンベアーこそありませんが、そうやって目の前をパーツが流れて来て

組み立てる、そしてまた流す、っていうことをずっとされています。

 

 

オーダーワイシャツの場合も100工程を超えて作られますので、その工程の数だけ人の手が必要だということです。

 

画像のこの女性は最後の最後、縫い上がったシャツが検品を経て、アイロンで綺麗にシワを伸ばされた後、

「綺麗にたたんで袋に入れる」担当をされています。

 

 

勝手ながらワタクシは、もっとパパパッとたたまれて、ササッと素早く袋に入れられる、そんな光景を想像していたのですが

実際の現場は違いました。

この女性は実にていねいに一枚一枚、綺麗に伸ばしながら、シワがよらないように紙を当ててたたみ、クリップで留めて

仕上げておられました。
その姿はさながら「愛する我が子を愛しみながら、綺麗に化粧をしてあげて嫁に出す母の姿」にさも似ているような気がいたしました。

 

それを見たとき、私はしみじみ感じました。

一枚のシャツをお客様からご注文を受けてお渡しするまで、いったい何人の人間の力が必要なのだろう、と。

ご注文の際は、我々販売スタッフがさせていただくが、その後その生地を運び、裁断し、オーダー伝票をチェックし、縫製し、そして完成したシャツをこの方が綺麗にたたんで袋に入れて下さる。

仕上がったシャツをまた西宮の我々の店まで運んで下さる運送屋のドライバーの方が居て………と。

 

たくさんの人のプロ意識と熱い想い、そして技術あってこその一枚のワイシャツ。
これを我々はもっと考えて、心を込めてお客様にお渡ししないといけないな、と。

 

色んな気づきのあった岡山工場訪問となりました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。