~知能検査~
ウェクスラー編
ウェクスラー式知能検査
・全般的な知能(FSIQ)
・結晶性知能(言語性IQ)
・流動性知能(動作性IQ)
の観点から知能の凹凸を調査。
「個人内差」の観点から発達を捉える。
FSIQ…Full Scale Intelligence Quotient
言語理解(VCI)や知覚推理(PRI)、
処理速度(PSI)、
ワーキングメモリー(WMI)などの
指標の得点を合計して算出される
全体的な認知能力を表す値。
FSIQの得点による分類は
平均(90~109)を中心として
上下に10刻みで定められており、
70~79が「境界線」、
69以下は「特に低い」とされる。
結晶性知能(言語性IQ)…経験や学習
などから獲得した知識やスキルを
活用する能力。
一般常識や言語能力、
コミュニケーション能力などが
含まれる。
~具体的な能力~
・言語力
・理解力
・洞察力
・批判・創造力
20歳以降もゆるやかに発達を続け、
高齢になっても20歳ころのレベルを
維持できるといわれている。
結晶性知能を伸ばすには、
知的好奇心や挑戦心が高く、
経験への開放性が高いことが大切。
興味を持てる分野があれば、
講座や習い事などを積極的に
始めてみる、関連本を読む、
SNSでエッセイを発信するなど、
その分野を深堀りして楽しみ、
のめり込むことで結晶性知能を
高めることが可能である。
流動性知能(動作性IQ)…新しい情報を獲得し
処理・操作する能力。
~具体的な能力~
・暗記力
・計算力
・直感力
20歳ころでピークに達し、65歳前後で
徐々に低下していく。
※高齢期に高い結晶性知能を
維持することで加齢で低下しやすい
流動性知能を補うことができ、推理力や
判断力、発想力、記憶力といった知能を
保つことが期待できる。
問題:FSIQによる得点の分類は?
答え:平均90~109
70~79が境界線
69以下は特に低い