ANAカードでは、クレジットカード利用代金に応じてANAのマイルが貯まりますが、実は直接貯まるわけではありません。ANAカードを使っても、最初はあくまでもクレジットカードブランドのポイントが貯まり、それをANAのマイルに移行するのです。ここで、移行手数料が問題になってきます。

 

参考:ANAマイレージ移行(ANA VISAカード/ANAマスターカード会員の方)|クレジットカードの三井住友VISAカード

一般のANAカードの場合、提携ブランドによってポイントの種類は様々ですが、どこのポイントであれ、1円相当のポイントを1マイルに移行するには移行手数料はかかりません。例えばVISAブランドであれば、利用1000円あたり1ワールドプレゼントポイントがつきますが、この1ワールドプレゼントポイントは5円相当です。つまり、1ワールドプレゼントポイントは5マイルに手数料無しで移行できます。これは一例ですが、他のブランドであっても同様で、利用1000円あたり5マイルが貯まるのです。

ところが、年間に税別で6000円の移行手数料を払うことで、この移行率が2倍になります。つまり、利用1000円あたり10マイルになるのです。
では、どんな人であれば6000円の手数料を払ってでも移行率を2倍にするほうがお得でしょうか。これは、1マイルの価値をいくらと考えるかにもよります。仮に1マイル1円と考えるならば、1000円当たり5マイルつまり5円の差が生じるのですから、120万円で6000円分は元が取れることになります。

 

参考:anaカードでanaマイレージをためるサービスはANAマイレージクレジットカード