新国立競技場を設計したザハハディドは、脱構築建築の完成者であると思うが、その思想と技術の先進性と高度さに、建築技術者達は程遠く隔たりがあり、建築不可能という判断が下った。現代の都市ビル建築などは、近代建築家のライト、コルビジェ、ローエなどの思想を基礎にした延長にあり、もはや新しさはない。
脱構築建築は模索段階にあったが、ザハハディドによって、おおよその思想と基礎が出来上がったのではないかと思われる。

遅かれ早かれ、国として都市として発展し続けるためには、脱構築建築にしていかなければならないのだから、すぐには無理でも、ザハハディド設計の国立新競技場をたてるべきと思う。それにより建築技術もイノベーションがおこるし、日本建築技術も大きく上がるし、東京の都市しての魅力も上がるし、良い波及効果はかなり大きいと思われる。
逆にそうしないと、東京の都市としての魅力は、停滞イコール後退とも思える。