高校生の娘の通う学校では、学内テストの成績順位を公表しません。
大学への進学率、どの大学に何人合格したかなどの数値も公表しません。
さすがに、学期末の成績表だけは10段階評価で、平均の数字は渡されますが…
若干は気にしているでしょうが、他人と成績を比較することなく、
自由に学校生活を楽しみ、学生だけで学校行事を企画・立案・実行する行動力、
学びたいことを学べる環境にある娘の学校の教育方針に賛成です。
社会に出ると何でも数値で表されます。
営業成績、売上高、利益率、業績などなど…
美術品ですら金額で表現され、高い値段がつくと価値が高くなります。
本当はそれを見て美しいと思うか、感動するかが大事なのに。
だから、学生時代の僅かな時間でも、数字で評価されるのではなく、
自由に勉強し、人格を磨き、交友関係を広げ、人間として大切なもの
をみつけてほしいというのが、学校の方針の様です。