2012年12月26日(水)に1泊の入院をした。
右の首にあるリンパの生検のため、人生初の「手術」をした。



2013年1月4日(金)
耳鼻咽喉科と皮膚科、血液検査の予約が入っていたので外来で来院。

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最初に耳鼻咽喉科を受診。
先生「傷跡も順調ですね。生検結果は血液内科の先生からお話があるので」

切るのは“耳鼻咽喉科”、検査内容をみるのは“血液内科”という役割分担をその時知った。

先生「今日、血液内科入ってますね」
—そう、年末には無かった予約が増えていたのだ。

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次に、予約時間から1時間も待たされつつ皮膚科を受診。
診察内容はいつもとたいして変わらず。
首や背中に新しく増えた赤い発疹の写真を撮って少しお話。

先生「この後血液内科入ってますね。大変だと思うけど、がんばって。」



「大変だと思うけど、がんばって。」


この言葉を聞いて「あぁ、リンパの結果悪かったんだな」って直感した。

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血液内科の先生には初めて会った。
『この人医者向いてないんじゃないかな。。』って思わせるオドオドした雰囲気。
『頼りないオトナだな』って思った。





先生「先日のリンパ生検の結果、悪性リンパ腫の疑いという結果となりまして・・・」


あたし『あぁ、やっぱりな。“血液のがん”かぁ。』





心の準備をしていたつもりだったから、そんなに動揺してなかった、はず。
こうして、わたしに「悪性リンパ腫の疑い」という診断がついた。










その後はPET/CTの検査について聴きに行って、血液検査して、お会計して、
初めて病院からバスで帰って、東急ストアで買い物して。














家に帰って正座しながら、泣いた。









悲しい、苦しい、辛い、怖い・・・どれもあてはまらなかったけど、
ナニかがあたしに襲いかかってた気がして、自然と涙が溢れ出た。

でもそれを認めるのが怖くて、イヤホンの音量を最大にして、泣いた。





今でもたまに涙が溢れる。
だけど、涙の理由が自分でもよく分からない。

たぶんきっと、いろんな感情がごちゃごちゃになってるんだろうなぁ。