日本に住んでる親が年が取ったら、介護をどうしたらいいんだろう?

海外在住者なら必ずと言っていいほど悩みの一つになるのが、親の介護ですよね。

 

ここでは、海外在住者の義理のお父様が老人ホーム(サービス付き高齢者住宅)に

入居するまで約1年半をご紹介します。

 

えっ?1年半も?1年半で?

 

老人ホームは種類もサービスも値段も幅が

あります。

選ぶだけでも一苦労。

いいと思っても満室だったり。

 

それに、年を取ってから住む場所を変えるって簡単じゃないんです。

 

この先大変になるのは頭でわかってても、

めんどくさいし、

新しい環境を受け入れられるかわからないし

気の合わない人がいたら嫌だし。

慣れた場所の方居心地がいいし。

首根っこ掴んでヒョイって訳には

いかないんです。

 

海外在住20年のMさんから日本に住む義理のお父様Sさんの近い将来の介護について

ご相談を受けました。Mさんは家族ぐるみで10年来位の友人です。

 

Mさんは1年に1度帰国して義父Sさんのお世話をしていましたが、

それでも足りず、半年に1度帰国。

徐々に一人暮らしが不安な状態に

なっていました。

 

海外在住者ができる介護の選択のはザックリ3つです。

 

 

・住んでいる国に呼び寄せる。
・兄弟姉妹にお任せし、生活に負担のない程度で介護資金を出す。
・介護施設を利用してもらう。

 

 

(入居約1年半前)

義理のお父様Sさんは88歳、分譲マンションにお一人でお住まいです。

 

日本に頼る親戚やお子さんもいません。

義父Sさんの希望は頑張れるところまで一人で生活し、出来なくなったら老人ホームに入る、

ということでした。

 

Mさんから相談を受けてからしたことは以下の3点。

 

地域の介護包括センターに相談。
・Sさんの町内の民生委員さんに連絡。
・ネットやチラシで老人ホームの情報を集める

 

これらの情報を海外にいるMさんにお知らせし、

情報を共有しました。

 

(入居約1年1か月前)

Mさんの次の帰国に合わせて老人ホームの見学予約を3件し、

義父Sさんにも同行していただくことを了承してもらいました。

一通り見学後、Sさんはお金の不安を

口にします。

 

そこで、現在の年金額と預貯金やその他の資産について具体的伺いました。

 

そこから、老人ホームの毎月のお金、病院、

生活費など毎月いくら出せるのかを予算を立てました。

 

 

また、それぞれの老人ホームを見学し、説明を聞いた結果、

Sさんに何かあった時に駆け付けやすいよう

サイト管理人Oliviaの自宅から車で10分くらいで到着できる

老人ホームを探しなおそうということになりました。

 

老人ホームへ入居するまでの間、

Sさんの健康と安全が少しでも保たれるように

配食サービスを契約し、

月に1~2度訪問してくれている民生委員さんには様子を教えてもらえるようお願いしました。

 

 

(入居約1年前)

Mさんが在住地に戻った後、

再び老人ホームの情報収集をはじめました。。

 

現時点でSさんは認知症もなく、体に大きな不調もなく、なんとか一人で暮らせているため、

介護認定検査を受けても要支援にも入らないだろうと、介護包括センターの方から言われたため、

自立でも入居でき、寝たきり、見取りまで可能な

老人ホームを探すことにしました。

 

(入居5か月前)

次のMさん帰国時、Sさんを伴い2件の老人ホームを見学しました。

そのうちの一つをSさんはとても気に入られました。

 

サービス付き高齢者マンションで保険会社が母体になっており、経営も信頼が持てました。

 

スタッフの雰囲気、食事もよさそうです。

何よりも、Sさんの年金と蓄えで100歳まででも

支払いの心配はない、というのが決め手になりました。

ここで決まり!翌月から入居できるから、

予約ししましょう!!

 

ところが、翌日
運気が悪いから今年は

入りたくない!! ですと。

 

 

残り1室しかないのにそれ言いますか。(泣)

 

いざ決まるとなると、不安が襲ってくるのも仕方ないです。

 

そこで、一旦キャンセルをして、次の希望者にその部屋を譲り、

改めてキャンセル待ちを申し込みをしました。

 

キャンセルしてからしばらくして

Sさんに不安がよぎりました。

老人ホームに入れないニュースをいくつか目にしたことが原因でした。

 

(入居約2か月前)

キャンセルから3か月後、一部屋空いたと連絡が入りました。

今回はSさんも入居を決心しました。

 

Mさんの娘夫婦が入居のお手伝いに来てくれることになり無事に入居することが出来ました。

 

入居して数週間後にSさんはろっ骨を骨折。

すぐに病院へ。全治2か月。

 

介護スタッフが気が付かなければ悪化していたことでしょう。

まだ大丈夫、と言ってる内に入居出来て本当に良かった。