「“指先”での触れ合い」が愛情を深くする | ラブライフアドバイザーOliviA 公式ブログ

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ラブライフアドバイザーの日常

毎月20日に更新されているMALENAのコラム。

OLIVIAが独断と偏見で選ぶエロティシズムを学べる映画をもとに「エロス」「官能性」について語っています。

映画のレビューを書きたい!とずっと思っていたので、このコラムで実現できて秘かに嬉しいのです。

最近、映画館で観た映画は…

ルーム
LOVE 3D
リリーのすべて

どれも、いろいろ思うところあり、観おわった後にひきずる感じが心地よかったです。

ちなみに、気になる映画は、公開まで待てずに、ネタバレ検索してしまう癖があり(子供か)、映画館で「やっぱりネタバレ検索しなきゃよかった!」と後悔するのです。

さて、話をコラムに戻しましょう。

今回のコラムで紹介している映画は、ウォン・カウァイ監督の『エロスの純愛~若き仕立屋の恋』

原題は『The Hand』。





仕立屋見習いのチャン(チャン・チェン)が高級娼婦ホア(コン・リー)のチャイナドレスを仕立てながら恋心を抱くも、その愛の重さ故に、純愛を貫く物語です。

原題が意味するように、「“指先”での触れ合い」がふたりの関係性が変化していく過程で鍵になっています。

特に印象的なのは、序盤に登場する僅かに震えるチャンの太ももの隙間に、まるで白蛇のようなホアの指先が滑り込んでくる場面。

花盛りのホアは、「よい仕立屋になるためには、たくさんの女に触れること」「この感触を忘れないで」と言い放ちます。

その指先に宿る女としての自信。

そして、チャイナドレスをホアに見立てて愛でるチャンの切ない“指先”、病におかされたホアの「手じゃ嫌?」に至るまで、ホアとチャンの“指先”には、終始、心が宿り、安易に触れることが出来ないほどの想いが伝わってきます。

ぜひ、一度は観て欲しい物語です。

私は、タッチのクオリティだけでなく、「愛する人に触れる瞬間にどれだけ心を込められるか?」ということを大切にしています。

相手の身体に「愛情と敬意を持って祈るように触れる」こと。これが、「技」に命を吹き込むのです。

女性が自分自身のエロティシズムに向き合い、「自分自身がどう触れられたいのか?」を明らかにし、次に、「彼はどう触れられたいのか?」と思いを巡らす。

つづきは、コチラで。

実は、3ヶ月間限定コラムの予定でしたが、6月以降も継続が決定しました!!

嬉しい!

来月もどうぞお楽しみに!

過去の2作品もぜひ、チェックしてみてください。

バナーをクリックするとコラムに飛びます。









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