明けましておめでとうございます!

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以下は個人記録用に読書メーターで取得した2012年読了本まとめ。

2012年の読書メーター
読んだ本の数:45冊
読んだページ数:10951ページ
ナイス:374ナイス
感想・レビュー:33件
月間平均冊数:3.8冊
月間平均ページ:913ページ

半落ち (講談社文庫)半落ち (講談社文庫)感想
何で今まで読まなかったんだ!映画の宣伝のイメージでヒューマン・ドラマかと思ってたら、ガッツリと警察小説じゃないですか!しかも、検察官、裁判官、刑務官、そして記者までをも含めた内容で、こういうのが読みたかったんだよ~!と、ようやく出会えた感。もちろんヒューマンな部分もあります。が、それぞれの章でフォーカスされる男たちの、組織か己の正義か、出世か、はたまたプライドか等の葛藤が非常に面白かった。梶の行動(ようするにオチ)に納得がいかないかどうかはこの際あまり気にならなず、最後の数ページではちょっと泣いてしまった
読了日:12月17日 著者:横山 秀夫
ニューヨーク・ニューヨーク (第2巻) (白泉社文庫)ニューヨーク・ニューヨーク (第2巻) (白泉社文庫)感想
ますます重くなっていく下巻。メルはこんな理不尽に悲惨な目に合いながらどうしてここまで心が清いのか。泣けてくる。「その後」を読むのは心をかきむしられる。軽い気持ちでは読めないなあ。普段BLファンタジーに慣れているととんでもない目にあう作品。
読了日:12月9日 著者:羅川 真里茂
ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)感想
BLがはやる前の男性同士の漫画ってこうだったよなーと。真正面からゲイの問題を取り上げている。アメリカ社会のことだけどヘイト・クライムとか本当に深刻なんだね。ちょっと読むのがつらいです。
読了日:12月9日 著者:羅川 真里茂
イベリコ豚と恋と椿。 (GUSH COMICS)イベリコ豚と恋と椿。 (GUSH COMICS)感想
読んでから三日たっても吉宗のことが頭から離れない!過去のお話の挿入がものすごい効果あり。今現在の必要以上に感情を出さない、実際かなり無表情な吉宗に胸が痛む。このままあまり過去を掘り返さずに終わるのか、それとももう一山あって終わるのか、とにかく続編が気になります。
読了日:11月27日 著者:SHOOWA
太陽は動かない太陽は動かない感想
この2倍のボリュームになってもいいからもっとそれぞれの人物をいつものように深く描いてほしかった。でもこういうエンターテイメントに徹した吉田作品も楽しくて好き。シリーズ化もいいけど、次は鷹野だけの話で一本とかでも大歓迎!かっこよかったから。
読了日:11月18日 著者:吉田 修一
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)感想
白鳥の人を蔑んだような物言いがたとえそれが故意だったとしても最後まで好きになれずに終わってしまったなあ。礼儀正しい最後の手紙を読んでも心を動かされず。様々なドラマの部分は楽しかったけど、田口・白鳥コンビ、この先も好きになれるかどうか心配・・・。高階院長と田口のやり取りは結構好き(笑)。
読了日:11月11日 著者:海堂 尊
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)感想
手術室という一般人にはなかなか知ることのできない密室のことだけでも読んでいて面白い。さりげない医療体制批判もありつつ、術中死の謎は全く分からないまま下巻へ。
読了日:11月11日 著者:海堂 尊
パレード (幻冬舎文庫)パレード (幻冬舎文庫)感想
所々ぐりっと胸をえぐられるような感覚を感じながら読み進めた。最初の章を読んだ時に予測した内容とまったく違う方向へ展開していったから驚いた。感傷的な帰属意識のないルーム・シェアという空間をチャットのルームに例えていたのが印象的だった。人によって同一人物でもまったく異なる人物像があるかもしれないという人間の虚構性。自分だけが気づいていなくて周りの他人全員が知っている一面があるかもしれないという不気味さ。それでもゆるく生温かくつながっていられる現代の若者の感覚。吉田修一さんはすごい作品を書かれますね。
読了日:11月2日 著者:吉田 修一
心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)感想
晴香の周りばかりに事件が起こるのがちょっと不自然だけど、それ以外の点ではとてもよくできた作品だと思う。八雲の出生やその能力の謎、苦しんできたであろう過去を小出しに見せてくるところがにくい。先が気になるじゃないか!保護者的な立場の養父や後藤刑事など脇役もなかなかいいですね。
読了日:11月1日 著者:神永 学
笑う警官 (ハルキ文庫)笑う警官 (ハルキ文庫)感想
久々に警察小説を読んだが、お手本のような作品ですね。うまくまとまってるんだけどうますぎてハラハラ感が得られなかったというか、ドロドロしたものがあまり感じられなかったのが残念。佐伯と津久井の感情面での関係が物足りなかったのだけど、男性同士だと感情よりは行動で示すって思えばそれはそれで納得できるかな。皆さんと同じくタイトルは「うたう警官」のほうがよかった!!
読了日:10月28日 著者:佐々木 譲
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想
人気作なのは知っていたけど内容をほとんど知らずに読んだら、ものすごくキた。このお話の中のどれをとっても現実には関わったことのないことばかりなのに、ノスタルジー(懐かしさ)を感じてしまうのはなぜだろう。行天にはもう少しなぞがありそう。このままあまり調べずにスピン・オフや続編も読んでみたい。
読了日:10月15日 著者:三浦 しをん
風が強く吹いている (新潮文庫)風が強く吹いている (新潮文庫)感想
荒唐無稽と思われた設定が、いつの間にか心の中で頑張れ頑張れと叫んでる。そこまで読者を引き込むスポーツ青春小説。深刻になりそうなところでコミカルな要素をさしこみ、ふっと力を抜く絶妙さ。好き嫌いはあるかも知れないけど、40過ぎの相当へんくつな私でも充分楽しめ、わくわくし、はらはらし、じーんとし、胸に迫るものがあった。
読了日:10月6日 著者:三浦 しをん
さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)感想
この作品が書かれてからずいぶん時間がたっていますが、いまだにこの種のテーマの答えというのは現実社会では出ていないのですよね。なのでせめてフィクションの中だけでも腑に落ちるというかすっきりする何かがほしかったかな。
読了日:8月8日 著者:東野 圭吾
白昼堂々 (凜一シリーズ) (集英社文庫)白昼堂々 (凜一シリーズ) (集英社文庫)感想
凛一くんはかなり周りをいらっとさせる子だと思う(笑)。
読了日:8月6日 著者:長野 まゆみ
積木の恋 (プラチナ文庫)積木の恋 (プラチナ文庫)感想
男相手の恋愛詐欺師という設定がまずよかった。蓮の気持ちにものすごく感情移入してしまい時々涙ぐんでしまう。表紙の二人がイメージぴったりです。
読了日:8月5日 著者:凪良 ゆう
指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく感想
指揮官というからもっと年上の人達の話かと思ったら、当時は20歳前後でもそういう立場になる時代だった。思いがけず作者自身の体験もおりまぜられたドキュメンタリーに近い作品だけど、当事者の言葉は重く特攻隊員の心情をよく代弁してくれていると思った。感傷に浸りすぎる事もなくまたゆかりの地を訪れるなど、作者とともに特攻についていろいろな面から深く考える事ができる作品だと思う。
読了日:7月17日 著者:城山 三郎
恋とは呼べない 1 (ビーボーイコミックス)恋とは呼べない 1 (ビーボーイコミックス)感想
二度号泣。英が元彼と決別して「好きだった」って淳平の肩で泣いたところと、やきのりちゃんをサガンにあげたあと「きっと幸せになる」って泣いたところ。よくある話ではあるんだけど、きれいな絵と丁寧な感情表現でがーっと感情移入してしまいました。電子版にて。
読了日:5月10日 著者:町屋 はとこ,榎田 尤利
蝉しぐれ (文春文庫)蝉しぐれ (文春文庫)感想
ある少年藩士の青春と成長物語と言って余りある、豊かで情緒あふれる小説です。あの時代「藩」という社会で生きる武士たちがどのような生活をし身を立てていくのかが手に取るように分かるような内容ともなっていて興味深かった。友情・淡い恋・藩政の権力争い・剣術と、さまざまなテーマで楽しめる。最後の最後の文四郎とふくの場面はもう少し控えめのほうがよかったかなあ。
読了日:4月26日 著者:藤沢 周平
ボーダー - 負け弁・深町代言 (中公文庫)ボーダー - 負け弁・深町代言 (中公文庫)感想
「勝ち組」「負け組」という概念はあまり好きではないけど、この小説での扱われ方はとても慎重で社会問題をうまくとりあげていて面白かった。ニートであろうと弁護士であろうと厳しい世の中で生きるという点では同じなんだなと思った。裁判でも勝ち・負けと言うが、「真実」はどこへ?という疑問があらためて浮かび上がってくる。電子書籍にて。
読了日:3月29日 著者:大門 剛明
イルゲネス~黒耀の軌跡~(5) (アヴァルスコミックス)イルゲネス~黒耀の軌跡~(5) (アヴァルスコミックス)感想
後半、思ってたより重たい展開になったけど意外性はそれほどなく、うまくまとなったなという感じ。BLになりそうでならないところがいい。もう少しジェイク自身を・・・フォンを支える役だけでない彼を見てみたい。
読了日:3月13日 著者:石据カチル,桑原水菜
イルゲネス~黒耀の軌跡~(4) (BLADE COMICS)イルゲネス~黒耀の軌跡~(4) (BLADE COMICS)
読了日:3月13日 著者:石据カチル,桑原水菜
イルゲネス~黒耀の軌跡~(3) (BLADE COMICS)イルゲネス~黒耀の軌跡~(3) (BLADE COMICS)
読了日:3月13日 著者:桑原 水菜,石据 カチル
イルゲネス~黒曜の軌跡~ 2 (BLADE COMICS)イルゲネス~黒曜の軌跡~ 2 (BLADE COMICS)
読了日:3月13日 著者:桑原 水菜,石据 カチル
イルゲネス‾黒耀の軌跡 1 (1) (BLADE COMICS)イルゲネス‾黒耀の軌跡 1 (1) (BLADE COMICS)感想
原作小説があると知らずに絵にひかれて電子書籍で全巻購入。遺伝子がらみのSFファンタジーだけど、はじめのほうは寮制の学園ものという感じですね。黒髪の主人公が素敵だし、軍人養成学校ということで軍服だとかなかなか魅力的です。
読了日:3月13日 著者:桑原 水菜,石据 カチル
戦国の忍び 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文庫)戦国の忍び 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文庫)感想
忍者の生業を知ることができ、かつ物語としても楽しめ、さらに歴史上の人物や事件もベースにあるときたら、一冊でいくつもおいしい内容です。
読了日:3月10日 著者:司馬 遼太郎
ティファニーで朝食を (新潮文庫)ティファニーで朝食を (新潮文庫)感想
ホリーみたいな娘に恋しちゃったら、つらいだろうなあ。実際にはそうはいないであろう人物なのに主人公の目を通して語られるせいか不思議と信じ込ませる力があり、わたしまで懐かしく思うような、「ホリーは今どこで何してるんだろ」って思わせるほど頭の中にはちゃんと彼女が存在してしまう。ほかの収録短編にも言えることだけど、カポーティの人物描写は本当にすばらしい。
読了日:3月5日 著者:トルーマン カポーティ
この夜のすべて(ミリオンコミックス) (HertZシリーズ)この夜のすべて(ミリオンコミックス) (HertZシリーズ)感想
こういうダークな雰囲気の作品大好きです。復讐ものにはありがちな内容だったけどけっこうどきどきしながら読めました。黒髪萌え。表紙の二人がちょっと甘すぎるのが残念。スーツに帯刀姿でびしっとしてたほうが、こういう中身のものが好きな人にずっとアピールすると思う。タイトルもあまり特徴がないしちょっと損してる感じ。あらすじを読んで初めて買う気になったので。電子版にて。
読了日:3月3日 著者:ミナヅキ アキラ
ドント・クライ・ベイビィ (ディアプラス・コミックス)ドント・クライ・ベイビィ (ディアプラス・コミックス)感想
あららら、すごく好み。つっぱってて全然なつかない猫みたいなキャラが好きなので。それがだんだんとほだされていく過程が丁寧に描かれているのもよかった。元彼がまだ好きな室井と、そんな室井に報われない思いを抱いている藤堂が「君と同じ気持ちを味わってるトコ」って言ったところで不覚にもほろっときた。なんか恋愛って男女も男同士も変わらんねと思った。恋愛がちゃんと書かれている作品はやっぱりいいな。電子版にて。
読了日:2月18日 著者:木下 けい子
真夜中の天使 (1) (文春文庫 (290‐1))真夜中の天使 (1) (文春文庫 (290‐1))感想
元祖JUNE小説ですね~。内容や言い回しは古いけど、やはり文章が天才的です。文を読んでうっとりするというのはこういうことだよね。登場人物の心理描写が細かいのは大好きだけど、滝の心の中をずーっと追っているとこっちが疲れてくるくらい、良へのものすごい執着。この調子で全巻進むのだろうか・・・。電子書籍にて。
読了日:2月17日 著者:栗本 薫
真夜中の相棒 (文春文庫 (275‐17))真夜中の相棒 (文春文庫 (275‐17))感想
ジョニーとマック、共依存な関係が痛々しくもあり切なくもあり。第三部でマックがついに爆発してジョニーを殴ってしまうシーンがなんかとてつもなくよかった。ラストは正直あまり好きな終わり方ではない。ああなるしかないと分かってはいても。「哀れなジョニー」っていう言葉がずっと頭に残っている。
読了日:2月13日 著者:テリー・ホワイト
どろろ(4) (手塚治虫漫画全集 (150))どろろ(4) (手塚治虫漫画全集 (150))
読了日:2月6日 著者:手塚 治虫
どろろ(3) (手塚治虫漫画全集 (149))どろろ(3) (手塚治虫漫画全集 (149))
読了日:2月6日 著者:手塚 治虫
どろろ(2) (手塚治虫漫画全集 (148))どろろ(2) (手塚治虫漫画全集 (148))
読了日:2月6日 著者:手塚 治虫
どろろ(1) (手塚治虫漫画全集 (147))どろろ(1) (手塚治虫漫画全集 (147))感想
子どものころ家にあった単行本。最終巻まで読んでなかったので電子書籍で全巻購入し読んだ。中途半端に終わってしまったのは残念だけど百鬼丸にはやっぱり萌える。
読了日:2月6日 著者:手塚 治虫
銀漢の賦 (文春文庫)銀漢の賦 (文春文庫)感想
友のため藩のために命をも惜しまずってところが先日読んだ「蜩ノ記」に似ている気もしたが、将監が脱藩を決意してからの展開にハラハラしたり、ちょっとしたユーモアのあるシーンに和んだり、と読後感はまた別のものとなった。男の友情を描いた作品は大好きだが、これは今まで読んだ中でも最も自然で、女として心からうらやましいなと思えるものだった。時代がそうだったからとはいえ、解説にもある通り「恋にも似た」男同士の友情だったと思う。
読了日:2月5日 著者:葉室 麟
蜩ノ記蜩ノ記感想
読んでいる最中もピンと背筋を伸ばしていたくなるような、まっすぐなお話でした。読み進めながら、最後まで秋谷の義についていけるだろうかと不安になることもあったが、何の迷いもなく結末を受け入れることができた。「出来過ぎだ」とも思わず素直に感動できたのは、わたしも秋谷によって「変わった」からなのかもしれない。長久寺・和尚の最後の取り計らいに涙した。あの一幕があるのとないでは読後感が違っただろうなあ。お見事。
読了日:1月29日 著者:葉室 麟
果心居士の幻術 (新潮文庫)果心居士の幻術 (新潮文庫)感想
短編ながらどの作品も強烈な印象が残る。古文書のたった一行から想像を膨らませ物語をあみだす、そういう司馬さんの情熱というか好奇心というか、その人物に対する敬意と愛情みたいなものを感じる。文中チラッとそういう顔をのぞかせる司馬さんに出会えるとうれしい。
読了日:1月23日 著者:司馬 遼太郎
さらい屋五葉 8 (IKKI COMIX)さらい屋五葉 8 (IKKI COMIX)感想
橋の向こうにしゃんとたたずむ政を見て、イチが救われて本当によかったーと心から思った。政ったら成長したね。何の迷いもない表情がすがすがしい。イチをいたわってあげてほしい。八木の存在と決断も最後、ピリッと締めてくれたように思う。すごい漫画だ。読んでよかった。
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 7 (IKKI COMIX)さらい屋五葉 7 (IKKI COMIX)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 6 (IKKI COMIX)さらい屋五葉 6 (IKKI COMIX)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 第5集 (IKKI COMIX)さらい屋五葉 第5集 (IKKI COMIX)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 第4集 (IKKI COMICS)さらい屋五葉 第4集 (IKKI COMICS)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 第3集 (IKKI COMICS)さらい屋五葉 第3集 (IKKI COMICS)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 第2集 (IKKI COMICS)さらい屋五葉 第2集 (IKKI COMICS)
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ
さらい屋五葉 第1集 (IKKI COMICS)さらい屋五葉 第1集 (IKKI COMICS)感想
江戸時代、政みたいな貧乏浪人はきっとたくさんいたんだろうなあ。お腹がすいてふらふらで、でも武士の誇りは捨てたくない・・・でもでも背に腹は代えられないっていうぎりぎりの葛藤の描写がよかったです。人物のつやっぽいしぐさがいい。電子書籍にて全巻一気読み。
読了日:1月4日 著者:オノ・ナツメ

2012年に読んだ本まとめ
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