愛に囲まれて生きている人を見続けたて幸せだった。
そういうお話だったんだよね。
「大豆田とわ子と三人の元夫」最終回感想~
過去、現在、未来へと続く物語。
大豆田とわ子のお母さんの過去。
お母さんが出せなかったラブレターが出てきた。
結婚していたけど好きな人がいた。
お母さんを自由にしてあげられなかったのは自分なのではないか?
マーさんに会いに行くとわ子(松たか子)
なんと!マーさんは女性でした。
子供の頃からずっと一緒で好きだった二人。
男とか女とかじゃなくて人として好きだった相手。
娘の唄ちゃん。
医大を目指していたのに彼氏のためにやめることにしたのは・・・
医大に入るには彼氏の方が入りやすくて、支える人になった方が生きやすいと、昭和女子の刷り込む脳のようになっていたけど・・・
おばあちゃんの恋の話を聞いて、医者になる!と誓うのでした。
一人で生きているから孤独だとか、
男だから女だから、異性だから同性だからじゃなくて、
転んだ時に起こしてくれる人がいる喜び。
とわ子母にとって、それはマーさんでもあり、家族でもあった。
母から愛されていたことに涙するとわ子さん。
そして、元夫の三人が言います。
僕たちは、みんな君が好きだっていう事。
そう転んでも起こしてくれる人たち。
それにこたえるとわ子さん。
私の好きは、その人が笑っていてくれること。
なんて素敵な言葉なんだろう
私たちは、確かに・・・心に穴が空いて生まれてきてる。
愛も欲しいし、自由でもありたい。
さまざまな感情に穴が埋まったり、埋まらなかったりする。
埋まらない感情を共有しようと、八作(松田龍平)と誓ったとわ子さん。(←先週放送)
最近は、小説でも心に空いた穴に寄り添う話が多いと思われるのだけど、空いたままでいいんだ・・・と背中を撫でてくれる作品は、小説では、静謐さを描く小川洋子作品だったのに、こんなに明るくて元気がでる作品で納得させられるなんてーーーー
多くを語らないところも好みでした~
最後に、素敵なドラマをありがとうーーー!
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