大草若の小さな家~再放送「ちりとてちん」25週目感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

プライドって、maybe(たぶん)誇りだと思う。

自己愛や負けず嫌いではmustbe(絶対)にないよ。

(キムタク口調で読んでね♪

なぜって?わかる人にはわかるmaybeネタで~すあはは・・・


それぞれの塗り重ねたプライドが、

それぞれ綺麗な模様になってきた今週。


週明けから、底抜けにーーー!泣けましたわ泣

そして、隠れキャラ?小次郎&奈津子さんに、

これまた!底抜けにーーー!泣けましたわ。


自己愛ばかりのプライドにこだわっていた自分が、

目からウロコだった、


「ちりとてちん」25週目感想を♪



画像はお借りしました。


自己愛のプライドで落語から逃げだしてしまった小草若が、

自分は父親のような落語家にはなれない。

だけど、新しい草若になろうと思う。

小さい草若ではなくて、新しい草若に。

新しい草若になるプライド=誇り宣言。

それを受け入れる兄弟弟子たち。

四兄弟が、子犬のようにじゃれ合う姿に涙やわ~


改めてゴリ鞍馬会長に挨拶に向かう徒然亭一門ですが、

常打ち小屋話はなかったことにされました。


死ぬ間際まで常打ち小屋にこだわっていた草若師匠。

でも、ゴリ鞍馬会長の援助なくして、

成し得ない夢だと思い込んでいる徒然亭一門。

だけど、ゴリ鞍馬会長の・・・その心とは?が、

今週の軸なる話なのかな。

ゴリ鞍馬会長のプライド。

徒然亭一門のプライド。

さて?どうなりますやら~


その頃、A子(清海)は、塗箸製作所を正式に継ぐことを決め、

塗箸のこと、その道を選んだ父のことをわかりたいと、

喜代美父のところに修行にやってきましたよ。

そのA子の顔は、もうやさぐれていませんでした。

子供のようにキラキラと輝いた瞳で夢を語っていました。


あの日、輝いていた頃に遠足で拾ったキラキラ光っていた石。

今では鈍く光ってしまっている。

今の自分と重なる鈍く光っている石を粉々に砕き、

塗箸に重ねることに。

A子のプライド=誇りを賭けた塗箸制作。

完成した箸に涙するA子。

綺麗な模様になって出来上がってました。

A子の涙。ええ顔してました。

もう、大丈夫。

プライド=誇りを取り戻したA子。


今回、一番印象に残ったプライド話は、

小次郎と&奈津子さん。


兄のようには塗箸をつくることができない自分。

父の最期の言葉がきけなかった自分。

町のために塗箸のために、当選した宝くじで

いかにも!五木ひろしを呼んだのが言えぬ自分。

人一倍にプライドの高い小次郎。

誇りを失うこが嫌だったから、

だから、あんな生き方(寅さんのような?)しかできない

小次郎のプライド。

それを、ちゃんとわかっている母である小梅おばあちゃんに涙。


一方、男を釣るための見え透いた道具である、

肉じゃが女、ソーイング女を嫌奈津子さん。


小次郎が、宝くじ当選の本当の使い道を

隠していたことに腹が立つ奈津子さん。

女としてのプライド。

肉じゃが女とは違い、自分はそんな了見の狭い女と違う!


だけど、小次郎のプライドを知り、

肉じゃが女に変身の奈津子さん。


自己愛のプライドから、

肉じゃが女へ嫉妬していた自分から、

誇りのプライドに変身した奈津子さん。


結婚しま~す♪(小次郎&奈津子)

二人の塗り重ねた時間が綺麗な模様になって出てきてます。


常打ち小屋の夢を、一旦は諦めかけていたが、

自分が子供の頃に勇気づけられた落語を、

やっぱり多くの人に届けたいと喜代美。

喜代美の言葉に、

常打ち小屋への気持ちを新たにする徒然亭一門。

自分たちの貯金を持ちあわせてみるも、

やっぱり足りない・・・・

だけど、徒然亭一門の塗り重ねたものを見てきた小次郎や、

小浜のみんなから常打ち小屋資金への援助金が届く。

小次郎なんて!!宝くじに当選した200万円を援助。

それもこれも、いかにも!五木ひろしが、

小浜のイベントには参加しなかったのでと返してくれたものだ。

ええ人や~!ひろしーーーー!!

小浜の人たちだけではないですぞ~

仏壇屋の菊江さんも、熊さんも咲さんもね♪


ちゃんと見ていてくれる人が居ることのありがたさ。


常打ち小屋を願っていた師匠とおかみさん。

きっと、きっと、何かを守りたかったんだろうね。

そして元気づける要になるモノを残したかったんだろう。


家を売る覚悟をする小草若。

その前に、師匠宅で落語会を開こうと提案する喜代美。


師匠宅お別れ落語会に多くの人が集まって笑ってくれています。


その姿に落語家の血が騒いだ?尊建鼻毛くんたちも

俺も!俺も!と高座に上がる。


その姿をブラインド越しではなく、しかと見つめるゴリ鞍馬会長。

できたやないか。ワシに頼らんでも、

誰でも気軽に入れて噺家が競う常打ち小屋が。

この時を待っとたんや。

ゴリ鞍馬会長のプライド=誇りです。

待つというプライド。


ちゃんと塗り重ねたモノを見せ、心に届くお話。

今週も目からウロコに涙。

目が大変ことになってますわ~あはは・・・


あと1週で終わってしまうーーーーーー!

寂しいです。

多くの登場人物がいても、

それぞれの個々に塗り重ねたモノが見えてます。

やっぱ・・・深いなぁ~


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