こんにちは〜!


 新緑の季節になってまいりましたが、早いもので5月も半ばとなり 今朝も気温が上がっております。日中は夏日になりそうですよ!



 私は、水曜日から研修学院に行ってまして 第5期の日程を受講してきました。


 現在通っている古典立花専攻(二年制)のコースでは、江戸時代の立花の事を学びます。

今期は、江戸時代前期の「周玉」の二株の砂の物です。




 まず、絵図のことにふれてみますが、サインの正式名は「安立坊周玉」と言われ 真宗高田派の僧侶であり、高田安立坊周玉と書かれていることもございます。

二代池坊専好宗匠の高弟だった方です。


1607ー1685年 慶長12年生まれ

江戸時代前期の華道家





 今期は、江戸時代前期はどのような時代だったのか時代性を知り、その頃の華道として広がる過程や砂物の基礎を学びます。「砂之物」とは 江戸時代の砂物の総称で、は、砂物をより強調しているのだそうです。(強調している言い方)

二株砂之物は、一株の砂之物を分けて 雄株雌株の二株にして砂鉢に立てる立花です。



[瓶花図彙 68図]


構成は絵図で見る限りですが、どのように立てられてるかなと考えながらの模写制作です。花材は絵図とは同じものがありませんので、現代の花材で特徴を捉えてみます。


まずは土台作りから。下拵えがしっかりできてないときちっと制作できないので ここも肝心。


次は 松の幹造から四苦八苦。松の幹と杜松の晒木(曝木)は、先生が木取りを指導下さり それぞれノコ、ビスなどは自分で使い留めて作ります。

構成は写真だと平面的ですが、枝ぶりは前後斜めに出ており長さもあり 抑揚があります。実際には立体的で イキイキした枝葉で生命力溢れた感じと整えられた景色に・・・ジーンときます。



2日半かけて完成!




初めての「二株砂の物」です。


木取りからの先生のご指導ありきでしたが、


主に松と杜松の骨格は 経験しないと基礎や“ここで決まる”的なポイントは得られないので、いかに基礎の実践が大切かと実感もしました。


完成できるとホッとしますね!


授業での制作とは言え 皆様の作品が完成して並ぶと、枝ぶりはそれぞれ違いますが どの作品も素晴らしくて とても圧巻でした。