お金の勉強をしています
金融機関との付き合いかたについて、勉強したいと思います。
「赤の他人に、お金を貸しています。
自分のお金なのに、返してもらう時に手数料をとられてしまいます。
普通は元金と利息を払ってもらうのが筋だと思うのに、逆に手数料とるなんて・・・
なんだか、おかしくないですか」
このおかしな話ににピンと来た人もいるかと思います💡
銀行ATM利用手数料は仕方がない?
上記の話は、銀行の預貯金の話です。
手数料をとられるとは、時間外にATM利用してお金を引き出す際の手数料のことです。
自分のお金を、銀行に預けて(預貯金)あって、
お金をおろす(ATM引出し)時、
平日の時間外や日曜祝日なら、
当たり前のように手数料が引かれています。
ちなみに、少し前まで私が給与振込口座で利用していた●●銀行のATM引出し手数料は・・・
【自行ATM利用時の引出し手数料】
平日
7:00~8:45 ⇒110円
8:45~18:00 ⇒無料
18:00~21:00 ⇒110円
土日祝
7:00~21:00 ⇒110円
【コンビニATM・提携ATM利用手数料】
(キャッシュカードによる引出し)
月曜日
7:00~8:45 ⇒ 220円
8:45~18:00 ⇒ 110円
18:00~24:00 ⇒ 220円
火~金
0:00~8:45 ⇒ 220円
8:45~18:00 ⇒ 110円
18:00~24:00 ⇒ 220円
土曜日
0:00~24:00 ⇒ 220円
日曜日
0:00~23:30 ⇒ 220円
銀行にお金を預けているのではなく、お金を貸しているという事実
実は、私達がしている預貯金は、
【銀行にお金を預けている】
というのは間違いで
【銀行にお金を貸している】
というのが正しいのです
私は商業高校の出身なので、随分昔ではありますが、貸借対照表の勉強もしてきました。
貸借対照表には会社の財政状態が表されています。
(バランスシート、B/S とも言われます)
《シートの左側》
【資産の部】
《シートの右側》
【負債の部】
【純資産の部】
実際、銀行の貸借対照表には、
私達の預貯金は【負債の部】に記載されています。
【負債の部】なので、銀行が私達に返却しなければならないお金ということです。
このことからも、預貯金は、私達が銀行にお金を貸しているということを意味しています。
お金を自分の口座に入金する際や給与が振り込まれている場合には、
“預け入れ”という言い方なので、
その入金したお金を保管してくれていると思いきや・・・
私達が預けているお金を、保管しているのではなく、銀行は使っています
どういう風に使っているかというと、
企業や個人に貸し付けて、運用しているのです
そして、その貸付(融資、ローン)の金利を高く設定して、収入を得ています。
私達の預貯金は自分のためではありません
私達が預金しなくなったとしたら、一番困るのは銀行ということになります。
ATM利用手数料は無駄‼️
0円の金融機関を上手く活用しよう
私達が銀行の普通預金口座に預け入れしているということは、銀行にお金を貸していることになるため、もちろん利子がつきます。
一般的な銀行の普通預金の金利は、
多くが、年0.001%です。
これは、100万円を1年間預金した場合に付く利息は、わずか10円です
でも、自分のお金を、時間外に引き出す際のATM手数料は、
時間帯や利用ATMにもよりますが、110円~220円程度なので、
1度ATMを利用しただけで、100万円を1年間預けた利息の10円が、あっという間に吹き飛んでしまいます。
金融機関によって異なり、
サービス利用状況によって回数はかわったりしますが、
銀行ATM手数料が無料となる金融機関は、いくつかあるので、
自分で調べて上手く利用する価値はあると思います
手数料がバカらしいと思えてきたら・・・
お金のことを勉強する良い機会ではないかと思います
自分の固定観念を取り払わないと、いつまでもお金は貯まらないんだそうです