こんにちは、CHIHααRUです。

 

このブログでは、私がイタリアのオリーブオイルに出会い、その美味しさと品質に感動し、イタリアから輸入事業を始めることになったストーリーをご紹介します。

 

 

世の中には色々な決まりごとがある

 

 

「免許、か・・」

 

 

また一瞬 時が止まる。

また一気にハードルが高くなった。

 

お酒の販売は免許が必要なのか。。

 

免許と聞くと、難しそう、選ばれた人・優秀な人しか持てないというイメージに加え(医師とか教師とかね)

私個人としてあまりいい印象がない。

唯一持っている自動車免許でさえ、筆記試験で落ちたことがあるから。

 

そんな自分にお酒の販売免許が取れるのか、

そしてどこのだれが許可してくれるというのか。

調べるとそれは税務署。国の許可がいるということだ。(そりゃそうだ)

 

 

“ぜ、税務署・・“ 

超怖い、取り立てられる、追われる・追及されるというイメージ(※個人の感想です)ザ・お役所 のイメージしかない。不安が押し寄せる。

 

だけどせっかく決心して心は動き出したばかり、止まるわけにはいかない。

 

 

やれるだけやってみるか、と色々と調べるが何をどうすればいいのか。。

さすがにこれは無理かもしれない。

 

いやいや、出来ないと決めたら

何も出来ないよ。

 

さらに調べると、お酒に関する講習を受けたりすることも必要らしい。

はて、どこでそれを受けるのか・・。

 

地元に講習を受けられる場所があることが分かり

事前予約をして、ある日有給休暇を取ってお酒の組合がある建物を訪問する。

 

実は、わたしの実家は以前、食料品店を経営していた。

そこではお酒も取り扱っていた。

 

田舎の小さな食料品店。家族経営。

中学生の頃からわたしは(無理やり)お店番やレジのお手伝いをさせられていたから、お客様が買われたビールなどをビニール袋に入れてお渡ししたりというお手伝いを、母の隣でレジに立ってやっていたものだ。

 

 

 

わたしの実家の“田舎の食料品店兼酒屋”は、ワインのようなオシャレなものはほぼ無く、ビールや一升瓶入りの日本酒や焼酎がほとんどだった。

一番多く扱っていたのは、一升瓶の焼酎だったと思う。当時のわたしにとって1本の一升瓶はめちゃくちゃ重かった。その重たい一升瓶も今はほとんどが紙パックの容器に置き換わっていると思う。時代よのぉ。

 

その頃のことを思い出すととても懐かしい。

 

個性あるお得意様たちの顔が思い浮かぶ。

呑べえで一年中赤ら顔の裏向かいのおじさん。

いつも店に入る前から値段ピッタリの現金を握りしめてきて、一升瓶の首を掴んでレジへ来て、秒で支払いを済ませて去っていくお客。

いつもカップ酒しか買わないお客。

ご主人のおつかいで渋々お酒を買いに来る奥さん。

 

いつも皆さん銘柄は決まっていて、店に入ってくると迷うことなく一直線にターゲットのお酒へと向かい、他の食品類などに見向きはしない。

 

色んな方がいたな、と思うけれども、

共通することは皆さん大体いつもとても陽気だったということ。

わたしには、お酒=陽気・楽しい

というイメージがあった。

 

 

お酒って、全世界で飲まれている共通のドリンクだけど

改めて、なぜアルコールを皆な飲むのだろうかと疑問がわいた。

やはり何かしらの魅力があるのだろう。

 

 

わたし自身では、なぜワインが好きなのか?

と自問自答すると

(思った順)

・なんとなく雰囲気が好きだから。

・ボトルやラベルがおしゃれできれい。

・とにかく奥が深そう。

・有名人のように銘柄の違いが分かる人になりたい(かっこいい)

・ぶどう味が好きだから。

・甘いものが好きなのでフルーティーなところがいい。

・すごくゆっくりちびちび飲んでもいいような気がする。

・ビールのようにおなかがふくれないから。

 

 

 

だけど

なぜあんなにも酒類の種類はあるのか?

(シュルイのシュルイ・・笑)

なぜ全世界で飲まれているのか?

 

お酒は、はるか昔から世界各地で親しまれてきた。

お酒を適度に飲むこと・アルコールは、適量の摂取であれば、食欲増進や血行促進気持ちをリラックスさせたりストレスを和らげたり健康に良いとされていて、

また会話が増えることで人とのコミュニケーションが円滑になり、人間関係をスムーズにする、などと言われている。

 

コミュニケーションの点では

お祝いの席には、酒類はつきものだし、

もうすぐやってくる桜の花見の席でも、多くの人が桜の下で飲むのを楽しみにしていますよね。

 

そうだ!お酒=ハッピー なんだ!

ハッピーを販売できるこの幸せよ。

 

考えてみると、そんな素晴らしいアイテムに関われるということなんだ。

まさか自分が後々、そのお酒の免許を取ることになるとは思ってはいなかったけど。

 

そして、今回お酒の免許を取ることは家族には内緒だった。

父には反対されるだろうと目に見えていたからだった。

 

講習会場が酒販組合の事務所の会議室だったため、酒販組合事務所に行き、まず受付で名前を伝え出席手続きを受けると、事務員の方に声をかけられた。

 

実は、その日の講習を予約する際に、わたしは色々と事務員の方に酒類免許について質問をしていた。

なかなか理解が出来ない箇所を、分かるまで何度も何度もしつこく聞き倒していた。

もしかして何か注意されるのではないか・・とその方を見ると、以外にもニコニコしながらこう声をかけられた。

 

 

「ねえ、もしかしてお父さんって、以前お酒屋さんをされてなかった?」

 

「・・・・・・・」

 

 

 

・・・絶対に今回の講習受講を知られてはならない、と思っていた父の

 

父の知り合いがそこにいた。

 

(続く)