こんにちは、CHIHααRUです。
このブログでは、私がイタリアのオリーブオイルに出会い、その美味しさと品質に感動し、イタリアから輸入事業を始めることになったストーリーをご紹介します。
会社設立ってこんなに大変なんだ
初めて取り扱うオリーブオイルをどの生産者から仕入れるかをやっと決めることが出来た。
ふう~、と思わず吐息がもれるけど、ゆっくりしている暇は無く、
次は各生産者さんのオリーブオイル商品のうち、どの商品をウチで扱う商品にするかを決めなければならない。
元々、重度の優柔不断なわたしには、何かを選ぶというというのがとにかく苦手・・
色々選択肢があると、本当に迷ってしまう。
優柔不断、選べない。昔からの悩みどころ。
それって、どういう思いからそうなるんだろう??と考えてみた。
失敗したくないから?
この選択で間違った!と後で後悔するかもしれないから?
損した!って思いたくないから?
選ばなかったほうに対してずっと未練を持ちそうだから?
“どちらも良い!史上最高!!”という場合は、確かにどちらか一方って選びづらいと思うけど、優柔不断はいつものこと。
カフェでどのコーヒーを選ぶか、サイズはどれにするか。
どのスイーツにするか、抹茶パフェかマロンパフェか?
のどが渇いて、自販機のたかが150円のお茶、2種類あるけどどちらにするか。
家電店で掃除機を買い替えるのに、どのメーカーにするか、どの機能を選ぶかどの位の値段にするか・・?
小さい選択から大きい選択まで、こうやって考えてみると本当に人生は選択だらけ。
ここで何でも、ササっ!と決めれる人と私のようにうだうだ考える優柔不断な人とでは、費やしてきた時間もかなり違うのだろうな。
起業してみて、本当に時間の貴重さが分かってきたつもりなのだけど、全く時間を使いこなせていないと分かった。
もはや時間の奴隷?と言ってもいいかもしれない。
最近、私の真の敵は自分の考え通りに全く動かない自分自身だと薄々気づいてきた。
この敵とは全力で戦わなくてはならないし、うまくおだててモチベを上げていい方向へと導かなければならないし。
あ~難しい、人生は難しい。
けど、ただひとつ言えることは
絶対に絶対に諦めてはダメだということ。
結局、優柔不断ってことは ”欲張り” なんだな、
そしてやっぱり「自分に自信が無い」 という結論。
これも前から自分自身よく分かっていることで
この挑戦を機に少しづつ少しづつ 自分を信じる、信じられる実績にしていきたいし
そして次に迷ったときは自分自身に「欲張りなんだね?」と問いかけてみたいと思う。
何か違ってくるかな?
しかしながら、仕事上の選択に関しては慎重に行わなければならない。
そして、今回どの商品も素晴らしいから、背筋を伸ばして取り組んでみてもやっぱり迷いに迷った。
そして予算と相談しながら商品と本数をどうにか仮に決める。
さて、優柔不断のはなしに戻るけど、よくよく考えてみると
「わたし、選ぶのが超得意なの!イェ~ィ!!」って人っているのだろうか・・??
そして、次にやらなければならないことが、会社を作る事。
半年前のわたしが聞いたら「何を寝ぼけたことを言っているのか?」というくらい、
わたしにとってはまさかのことだった。
個人起業としてもそのままやっていけるのだけど、会社を設立するのは税金面でメリットがあるから。
なーんて言ってみるけれど、それは私に知識があった訳ではない。
このころわたしは、先日偶然久々に再会した剣道部の先輩の紹介で、事業のことで非常に頼りになる、先輩の大先輩を紹介されていた。
私の中だけでの呼称でこっそり、ゼウスと呼ばせて頂く。
ゼウスとはギリシャ神話に出てくる全知全能の神。
その方は全知全能の神のように何でもご存知な まさにゼウスだった。
ゼウスから「会社を作れば?」というアドバイスを頂き、色々と調べてやってみることにする。
何と今は会社設立も、ネットで必要な書類を作成できる時代。
今回、会社設立はもちろん初めてなので、それ以前を知らないのだから比べようがないのだけど、設立のために必要な法人登記申請というものは色々と煩雑なので司法書士に代行を依頼される場合も多いらしい。
だけど依頼した場合の高額費用をかけることなく、少ない費用で自分で書類を作成できるのだ。
とは言っても、完全自動の指一本で資料作成できる訳ではなく、初めて知る用語が沢山あり(例えば、定款?なにそれ?)調べて時間がかかるし、割と簡単な作業さえも「えっ?えっ?どういうこと?意味が分からない」と、自分のポンコツっぷりを改めて自認させられる。
(この辺りから、落ち込んでは復活!落ち込んでは復活!!を幾度となく経験させられる。)
※ちなみに定款とは会社の決まり事、ルールブック、会社の憲法のようなものです。
会社の種類はいくつかあるのだけど(今回初めて知ったけれど)その中で「合同会社」を設立することにした。一番有名な「株式会社」という形態よりも費用が安く抑えられることなどが理由。
そして、大事な会社名を何にするか決めなければ書類作成も進められない。
元々、ワインがちょっと好きということで取り組み始めたこと、ワインに関する何かいい名前にしよう!!
ということで、ここから更に1週間くらいずっとあれこれと迷う。
何となくパ行が付く名前がかわいくていいな、爽やかな名前がいいな、などと考えていつまでも決めきれないでいると、ゼウスから注意される。
そして「カンティーナ」という名前に決める。
カンティーナとは、ワイン貯蔵庫や酒場やワインショップなどを意味するイタリア語。
ピッタリでオシャレやないかい!!(上機嫌♪)
そしてこれも必須の、会社印を注文作成して、会計年度を決めて(何月が決算なのか)他諸々必要なものを決めて揃えていよいよ法務局へ書類を申請する。
他に、資本金の額というものを決めなければならなかったけど、何と1円からでもいいそうなんですよね。
会社を作るって難しいのか ゆるいのかよく分からん!!と思った瞬間だった。
ここまで数行で経過を書いたものの、私にはものすごく大変だった。もしかしたら他の皆さんが同じことをされてもそんなに大変じゃないのかもしれないけれど、やることなすことに人の3倍は時間がかかる私にはとにかくとにかく大変だった。
そんな訳で、書類を提出することまで出来たときは感無量で涙がじわりと出そうだった。
提出後「やったー、終わった~」とやり切った感があったが、申請手続きが終わっただけで、実はまだスタート地点なんだけど、ひと仕事終えた感だけは一丁前に感じていた。
書類を提出して、認可されれば晴れて会社設立となるが、役所での作業時間があるため結果が分かるのは数日後。
ドキドキしながらも1週間後に電話で役所へ確認をしてみた。
そして・・・ 無事登記完了しているということだった。
「やった、やった~!!」初めて、こんな自分でもやれば出来るんだなと思った瞬間だった。
こんなわたしでも、こんなわたしでも・・
「ありがとう、ありがとう(涙 」
たまたますれ違う道行く人にさえ、いつも偉そうにしている国会議員の方が選挙の時だけやるように(※個人の偏見です)
その方の手を両手で握って全力で「ありがとう!!」と言いたいくらいのうれしさだった。
数日後、その有頂天から奈落の底・・とまではいかないが
まあまあの谷底へ落されることになる。
会社設立日を事業の安定と盛大な発展を願い「大安」の日になるように狙って提出したはずだったのに
大事な大事な会社創立日は
“仏滅” だった。
イタリアから直輸入、現地のワインソムリエが推す
エクストラヴァージン・オリーブオイルとワイン 専門通販Shop 「Cantina」は
3/11 ネット上に開店しました。(ワインは準備中✨)
スローペースで更新中の「起業奮闘記」は、まだまだ続いております。
まだまだ凹みどころ満載ですのでご期待ください!
そしてもしよろしければ shop をのぞいてください!
スタートしたばかりの駆け出しで、自分自身に怪しさ満載ですが(真面目だけが取り柄です)
商品にはものすごく自信があります。
どんなものか、見てやろう!!ってサラッと見て立ち去るだけでも結構ですよ。
(大歓迎!)
ご来店をお待ちしています
そして引き続き、ブログを読んで頂けたら幸いです。
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商品の特長・良さ、まだ皆さんが知らないオリーブオイルの素晴らしさを
これから楽しくお伝えしていきたいと思っています。