昨日はすみません。どうも文章が長くなってしまいましたので、本日に引き続きお話したいと思います。
昨日は主人公に接触した不思議な男性が語り始める所からでしたね。
じゃあ続きを(笑)
その男性自身は学生時代に主人公と知り合ったと言います。そしてその後今は亡き女性とも知り合いになり、三人は共通の友人として仲良くなりました。
そしてある時事件は起きます。その女性が事故で亡くなってしまうのです。
二人の男性(主人公と語っている男性)はその女性に会いたいと願いました。
そしてその男性は長年の研究の末『過去に戻れる』装置を開発する事に成功しました。
それは自身の脳の『時間の方向性を制御している器官』の破壊をする装置だったのです。
時間は一定方向にしか進みません。1分の次は2分、その次は3分、4分・・・と。
ですが、この器官を破壊する事時間の概念を越えてで過去に飛べると考えました。
実験は結果的に成功します。眠るなど、意識を失う度に彼の意識は過去へ飛び、時には未来にも飛びました。
致命的だったのは彼自身が行きたい時へ飛べない事…。
彼の目的は女性にまた会う事、そして事故に遭う前の彼女に会い、未然に事故を防ぎ生かす事。
ですが、眠るとまた事故に遭う前の女性、事故に遭ってしまった後の未来、様々な時間軸へ飛んでしまうのです。
せっかく助けても過去に戻ればやり直し。もちろん任意で飛ぶことが出来ないので、次のチャンスまで何年もの時間を繰り返し続けなければなりません。
もちろんその中に主人公と会わなかった過去も、知り合った過去も含まれます。
だから初めに言った言葉『私はあなたを知っているけれども、あなたは私を知らないかもしれないし、知っているかもしれない』と言う事に繋がります。彼には主人公が彼と会った人生を歩んだ彼なのか会わなかった人生を送った主人公なのかがわからなかったのです。
途方に暮れた彼は、自ら命を絶つ事も考えます。しかし思い出して下さい?
彼は”意識を失った瞬間に別の時間軸に飛ぶ”のです・・・
つまり彼は「死」を何度も経験するのですが、その度に生きている自分に戻ってしまいます。命を絶つ事もできないのです。当然いい未来にしようとしても、次の日には過去、別の未来、同じ日を何度も繰り返す事もあります。
彼は疲れ、憔悴しきり、たまたまサラリーマンをしている主人公の前に辿り着いてこれまでの話を打ち明け、そして消えてしまいます。
なんとも腑に落ちない不思議な体験をした彼は疲れながら自宅に辿り着きます。彼には妻がいて、その相手は・・・もうわかりますね。
ホラーと言うよりもSFになるのでしょうか?
だけども、これも一種のタイムトラベルですよね?怖い話ですが、この考え方は私にとっては衝撃的でとても感心させられたお話です。
今朝は起きてからカレンダーを確認しましたか?曜日は?なんて怖いですよね(笑)
